宇宙融合による新生宇宙への新たな歩みを始めよう―カエセル、アダマ

(Let’s start New Strides for the Integrated New Cosmic Era — Caesar, Adama)

(ゆうふぇみあ)
小松様 こんにちは。いつもありがとうございます。

カエセルさん、アダマさんからのメッセージを掲載いたしました。

新生宇宙始動の時に寄せて―カエセル、アダマ

どうぞよろしくお願いいたします。

(小松)
拝見しました。ありがとうございます。
久しぶりにカエセルさん、アダマさんに「メッセージ上で」お会いできて嬉しく思いました。お二方のメッセージには、微妙に違う点も見受けられますが、それは、それぞれの立場や個性の違いの反映でしょう。

カエセル(カエサル)さんは、前1世紀に歴史に登場した偉人として良く知られた存在ですが、私たちの世界で使われている歴史教科書(いわゆる正史)では、真実の一部が別のストーリーに置き換えられたり抹消されたりしています。さらに、その時代の惑星地球へ、「高次元世界から使命を持って転生された存在」であることは完全に伏せられています。

――何年か前に何かの縁でキャロリンCarolyn Evers)が『カエサルとの対話Conversations with Caesar)』という自著を贈ってくれたことがあります。カエサルとはユリウス・カエサル(Julius Caesar)、つまりジュリアス・シーザー(英語読み)のことです。その時点では全部は読み終わらないまま、その後何年かにわたって、そのハードカバーの洋書が書棚の片隅に鎮座していました。今回、ふと気になって内容を確かめたところ、カエサルの要請を受けた親族4人がそれぞれの立場で、当時の事や人類の現状および前途について説明したメッセージが、その第2部として収録されていることに気づきました。

親族4人とは、①コルネリア(Cornelia):妻、②アウレリア(Aurelia):母、③カエサル・アウグストゥス(Caesar Augustus):実孫でローマ帝国初代の「皇帝」、④デキムス・ブルータス(Decimus Brutus):愛人との間に生まれた男子でカエサル暗殺犯の一人・・・です。

それらのメッセージは、共通の目的に挺身する魂の集団(ソウルグループ)のこと、出生前の約束や今生での目的、前生から今生にわたる人間関係のつながりなどにも触れており、当時の人生目的が(つまり「その時代の地球」へ転生してきた目的が)、「この時代の地球」で起こることの伏線をなしていたことを物語る実に興味津々たる内容になっています。その中でも特にアウグストゥスの話に、私は強い印象を受けました。

また、私たちが教えられ信じ込まされてきた「史実」とは全く違う事実も述べられており、相互に完全に整合する(カエサル自身のものを含む)5人のストーリーをつなぎ合わせると、歴史家が出来事の動機や意味を十分に説明しきれないまま曖昧にしたり、勝手に推測したりしてきた部分が、(例えば有名な「カエサルの遺言」に込められた意図が)完全にクリアになります。

これに深入りすることは本稿の目的ではないので、ここでは取りあえず以下の「アウグストゥスのメッセージ」を読み進めるのに必要な限度で、簡単に触れておきます。

もちろん、この本の本体部分をなす「カエサルのメッセージ」は、彼の(死後の体験まで含めた)破天荒の生涯に基づく、きわめて示唆に富んだものです。それについては、「アウグストゥスのメッセージ」が完結した後の【解説】および【続編】で、ご紹介することにします。

古代ローマの歴史に精通した方は、すでに上の記述を読んだだけで「違うじゃないか!」と思われたことでしょう。例えばアウグストゥスつまりオクタヴィアヌスOctavianus)は、カエサルの実孫ではなく、ガイウス・オクタヴィウス(Gaius Octavius)とカエサルの妹の娘アティア(Atia)との間に生まれた子供だと私たちは教えられてきたからです(ちなみにOctavi-anusは、Octavi-usの子供という意味です)。

 いっぽうアダマさんは、「アトランティス大陸の崩壊」と相前後した「レムリア大陸の崩壊」(約12000年前)に至る「人心が乱れていく傾向」の前途を察知して、当時の人類が持っていた高度な知性とテクノロジーを基に惑星地球の地底に建設され、既に存在していた地底世界「アガルタ・ネットワーク」の一部となった「テロス」の、代表を務められている「身体を持つ地球人(いわば私たちの親族)」です。

――アダマは、テロスの統治機構で実質的に中核をなす「(男女同数で12人の選りすぐりの奉仕者で構成される)光のレムリア評議会」の13人目のメンバー、つまり議長(評議会のリーダー)の大役を担っておられます。そしてテロスは、「120の光の都市」から成る「アガルタ・ネットワーク」を元々統括していた「(ハイパーボーリア人の都市)シャンバラ・ザ・レッサー」に替わって、近年ではアガルタ全体を統括する立場になっているようです(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ『レムリアの真実』による)。

ちなみに、現時点で地底世界の「アガルタ・ネットワーク(120都市)」を構成しているレムリア人を大きく分けると、その主体を占めるハイパーボーリア人から成る「Oldレムリア人」と、「崩壊」を契機に(それが避けられないことを予知して早々と)地底世界へ移行した「Newレムリア人テロスなど4都市)」ということになるでしょう。アガルタには他に、(Newレムリア人と同様の認識を持った)アトランティス人2都市があります。なお、ハイパーボーリア人の一部には、初期のアトランティス系やウィグル族やラマ族など他の民族系統を含みます。

しかし、これらの間に大きな隔たりはないようです。それだけでなく、惑星地球の内部(内奥)に住む進化した存在たちとも、活発な交流が行われているようです。お互いに(地上の人類も含めて)「運命共同体」という当然の認識が、徹底していると思われます。

また近年の地上世界で、かのエドガー・ケイシーを嚆矢(こうし)として、アトランティスに大きな焦点が当てられレムリアがかすんでしまった理由は、レムリア人の大多数(今でいうハイパーボーリア人)は、両大陸が崩壊(沈没)するより遥か前に(4万年以上前に)地底世界へ移行したのに対して、アトランティス人は大半が崩壊する大陸と運命を共にした(したがって崩壊時点の人口はレムリア人に比べて圧倒的に多く、その多数が今生で惑星地球へ転生してきている)ため、と私はみています。

地底世界の中心人物アダマが早くも来訪された

さらに、テロスを中心とするレムリア人が、この段階で私たちの「真の教師」と成りうる理由の一端は、次のメッセージからも読み取れます。

――昔のあるときに、地球内奥のとても発達した他の文明社会に援助されて、テロスの文明社会は五次元の意識へと移行しました。実際のところは、私たちはある程度の密度を保つ肉体に留まってきました。遺伝学的に私たちの体は皆さんの体と同じですが、皆さんが見て触れられるような物理的な体を維持することは、地球のアセンションプロセスを援助するために、私たちが同意した使命の一部です。(オレリア『上掲書』)

これに関連して、『オレリアの上掲書』に次のような件(くだり)があることを銘記したいと思います。

――私たちは完全に五次元に移行したので、今では主に思考と意図を使って家をつくっています。私たちの肉体もそうですが、持っているものとつくるもののすべてが、私たちにとっては、とても物理的に見えて、そう感じられます。それどころか、私たちが現実として感じている物理的状態は、皆さんが感じている物理的状態と同じくらいの現実感があります。とは言っても、私たちの物理的状態にはとても多くの光が吹き込まれて、密度はほとんどなくなっているので、皆さんの現在の意識レベルでは見ることも触ることもできないでしょう[]

[(小松)]ここでは「家をつくる話」をしているので、「五次元の視点で話をしている」という前置きがあります。
一方「私たちの物理的状態」について、別の箇所では次のように説明されています。「私たちは進化してきて、今では五次元の周波数で振動する存在です。体は持っていますが、不老不死の完璧な状態に達しました。いつでも見えて触れ合える状態になれるように、体に十分な密度を保つことを選択してきました」

残念ながら、惑星地球の広大な地底に進化した「地底同胞」の世界があることは、「アトランティスやレムリアの実在とその崩壊(海底への沈没)」も併せて、「正史」から完全に抹消されたままとなっています。

しかし上記のような認識を持つことが出来るかどうかは、その他の様々な事柄にも増して、「歴史の真実」を認識した上で確信をもって前進できるかどうかの、大きな分かれ目になると思われます。いま「新時代への移行」に向けて総意を結集するべき時を迎えている、私たち地上の人類にとって、これ以上に不幸なことはないでしょう。

――概して人類は、人体が持つ能力を忘れてしまいました。アトランティス崩壊の一側面として、そのスキルや能力、可能性は忘れられてきました。そして、そのことをよく知っていて、人類がそのことを思い出さないように非常に熱心に働いてきた者たちがいました。それは、ヤミの道を歩いた人々の表現の一部でした。もう一度言いますが、そのことに関して、どんな判定や裁(さば)きもありません。それは単にこの意識状態がもたらしたもので、すでにお話したように、多くの人々がそこから学んできたのです。したがって、そのスキルを忘れてきたこともまたその一部だったのです。
創造主 アセンションと2012年を語る③

以上の状況は、次のメッセージに最も的確に表現されていると思われます。

――それを、光と闇(ヤミ)の闘いと呼ぶ人もいます。私はそれを、終わるべき時代の終末の到来と呼んでいます。
ガイアからのメッセージ①

上に引用した文中の次の箇所、「そのことに関して、どんな判定や裁(さば)きもありませんそれは単にこの意識状態がもたらしたもので、すでにお話したように、多くの人々がそこから学んできたのです。したがって、そのスキルを忘れてきたこともまたその一部だったのです」や「終わるべき時代の終末の到来」の真意を理解するには、次が参考になります。
この世界の幻想ゲームに参加せず平和的で楽観的に生きる―サナンダ

つまり私たち地上の人類は、惑星地球という「宇宙の実験場」で、創造主が侵入を許容された「知力に勝る宇宙のヤミ勢力」による狡猾(こうかつ)な「けしかけ」の影響も受けながら、それと知らずに何千年にもわたって「幻想ゲーム」に打込んできたのです。

――そしてほとんどの人がそれはゲームだということを忘れて、そのような情熱やコミットメントを携えてそれぞれの役割を担っています。しかし、どんなものでも良いゲームなら、そうしたものではないでしょうか?あなた方は、考えつく限りの嗜好を総動員して、あたかも他には何も存在しないかのように、最大限に楽しみながらゲームに打ち込みます。実際にその時は、他には何も存在していないのです。

まさにそれが、あなた方がこれまでやってきたことであり、あなた方一人残らずそのようにやってきたのです。そして私はこのゲームを、驚異と喜びをもって観てきました。私のこの上なく美しい創造物によって、それほどまでの情熱を持ってプレイされているこの生命のゲームを観てきたのです。
創造主 アセンションと2012年を語る①

しかし地上の人類は、もう充分に「ゲームを通じた体験」を学び尽くしたので、目を覚まして新しい道を希求するべき時が、すでにやって来ています。

――あなた方はそのゲームから目覚めつつあります。そして、皆を目覚めさせ、故郷に帰り、共に祝う、その時がやってきたのです。これほどまでに情熱とコミットメントを持ってプレイしてきたこの素晴らしいゲーム、このゲームを通じてあなた方は皆、真理について、また愛、光、平和、喜びを体感することについて、想像もつかないほど多くのことを学んできました。こうしてプレイされてきたゲームなしでは、私たちの誰も、私ですら、根本的真理の体験の驚異と、そこにあるのはすべて愛であるという真理を、本当の意味で正しく認識することはできなかったでしょう。
創造主 アセンションと2012年を語る①

冷静に惑星地球の、地上世界の現状を観察すれば「その持続・拡大に前途はない」と、誰でも思うのではないでしょうか。

それが、「終わるべき時代の終末の到来」の意味でしょう。

これについては、次も参考にしましょう。

私がつくりし 愛する 子らよ
時を活かす学習は 新しい時代をむかえる為に
地上の世界につくられた独特の体験だが
すでに永遠の命を与えられたそなた達は
その 〝 時 〟 という感覚から新しい境地に達する必要がある
新生紀への想い―天照主皇大御神新生地球を基軸とする新宇宙時代を共に生きよう―大御神(創造主)

したがって、前途には光があり希望があります。

以下では、お二方の今回メッセージで、印象的な点を二つ挙げてみます。

1.ご念願の「宇宙創生主」として新たな一歩を踏み出された大御神さま

――この度 大御神さまの太初からのご念願であります
宇宙創生主として 宇宙を仕切られることとなり
誠に 目出度く 心より感動いたしております
カエセル

――今後は 宇宙創生主の名のもと 新たな出立をなされるわけでございますが
私どもも 同様に 新たな一歩を踏み出す時となったわけです
カエセル

――宇宙のすみずみまで お目通りをされ
ご念願の 新たな一歩を踏み出される訳でございますが
私どもも 時を同じくして ご一緒に一歩を踏み出すのです
何とも 光栄なことではございます
アダマ

――宇宙創生主として 新たな旅路を始められた大御神さま
その子供として 私たちも 第一歩を始めようではありませんか
アダマ

大御神さまの太初からのご念願であります宇宙創生主として 宇宙を仕切られることとなり」「今後は 宇宙創生主の名のもと 新たな出立をなされるわけでございますが

宇宙のすみずみまで お目通りをされご念願の 新たな一歩を踏み出される訳でございますが」「宇宙創生主として 新たな旅路を始められた大御神さま

このように
お二方のメッセージを並べてみると、大御神さまが直前のメッセージで、次のように宣言された真意が浮かび上がるようです。

私の願いし 新生宇宙の始まりをここに告げる

宇宙創生主

つまり、「宇宙創生主」という名のもとに新たにご出発されるのは、「太初からのご念願」であったということ。それが現時点で実現したのは、おそらく周囲条件が整ってきた、ということでしょう。モーリス・アマンダさんの先のメッセージが、それを示唆されているように思われます。

――私ども 宇宙同胞にとりましても この時を
どれほど 待ち望んでおりましたことか
精鋭たちが 身を粉にして大御神さまにお仕えし
お尽くしして来られたことに厚く感謝いたします

――また多くの方々の祈りの中で おもいがひとつになったとも言えましょう

2.私たち地上の人類の対応について

――私どもも 同様に 新たな一歩を踏み出す時となったわけです
古い感情を 我々の親である創生主に預け
新たな局面にふさわしいあり方を身に付けることが望ましい
その様に思っております
どの様な生き方をすべきかは それぞれの内なる神にたずね
今の時の 越し方を考えてまいりましょう
カエセル

――それぞれにおかれている立場は違えど
神さまの子供として 同様に歩むわけでございますゆえ
魂と魂の交流を旨とし
情報を共有しながら 成長して参りたいと思っております
宇宙創生主として 新たな旅路を始められた大御神さま
その子供として 私たちも 第一歩を始めようではありませんか
アダマ

私どもも 同様に 新たな一歩を踏み出す時となったわけです」「その子供として 私たちも 第一歩を始めようではありませんか

ここで言われていることは、「念願の宇宙融合」の達成に向けて、大御神さまだけが独歩するのではなく、それに合わせて私たち人類も、その実現に向けて努力することが要請されている、ということでしょう。「神の子供」として当然のことと思われます。

その場合、私たちの望ましい「あり方」については、このように。

新たな局面にふさわしいあり方を身に付けることが望ましい
そのためのシンプルなヒントが、次で与えられているようです。

どの様な生き方をすべきかは それぞれの内なる神にたずね今の時の 越し方を考えてまいりましょう

(ゆうふぇみあ、琴音)
小松様 こんにちは。いつもありがとうございます。

カエセルさん、アダマさんからの久しぶりのメッセージを、私どもも、とても嬉しく思っております。

この度、大御神さまにおかれましては、太初からのご念願であります、「宇宙創生主」として「新生宇宙」の創造をお始めになられますこと、私どもも、皆さまと共にお讃え申し上げたく存じます。

全宇宙を挙げて、新たな出立の時を迎えさせていただきました今、大御神さまの旅立ちに向けての強い想いが、こちらのメッセージに深く込められているように思わせていただきました。

  ~あらたなる旅立ちに向けて

  わたしの造りたまいし みたま達が
  わたしの念(おも)いを 深く汲みとり
  わたしの元に集い来たりて
  あらたな第一歩を踏み出してくれることに期待しておる

(以下の一部を省略→PC版をご覧ください)

  ~時をつかむ~

  創造の力が 充ちあふれる宇宙にあって
  千変万化を見せるテラ
  人類のこよなき宝

  今 大きな変化の時を迎えたテラと その住人たちよ
  わたしの目となり 耳となりし子等よ
  そなた達は 気付くことがあろうか
  そなた達を通して わたしも学んでいることに

  人智の及ばない創造の力は
  宇宙の進化と安定を成し遂げている

  地球上に起きている事象を 目の当たりにした時
  納得のいかない 理不尽なことに未来を悲観してはおるまいか
  人の心が 愛を忘れたように行動する姿を見て
  本当に 神の造りし魂の持ち主であろうかと
  疑いの目を向けてしまうことがないであろうか

  さように わたしへの信頼を持ち続けることが
  厳しい現実としてあると言えよう
  おのおのに流れ込む そうした思いは
  あたかも おのれのみが 感じて 受けとめているようだが
  常に わたしが言う様に
  おのおのに繋がった 全てのもののおもいが表われておる
  心のひだに刻まれし 幾多の人生
  関わり来たった 多くのものも共に

  創造の光に照らされし テラの住人
  光に照らし出され 明るみにされし おのが身魂
  わたしは そこにたまった すすや垢(あか)を
  ひと吹き ふた吹きで振り払い 元の水晶の身魂に戻しておる
  ひとえに あらたな生命を 生きて欲しいからに他ならない

  おもいを わたしに向けるだけで良いのだ
  求めてくれたら 良いのだ
  待ち望む わたしのおもいを忘れぬ様
  心掛けてくれたら どれ程 嬉しいことか
  そなたの中心におる わたしをつかむ時ぞ

    〔 新しい生命―創造主そなたの中心におる わたしをつかむ時ぞ

私どもも、また新たな気持ちをもって、内なる神­・大御神さまを求め、お導きを賜りつつ、日々を積み重ねて参りたいと思っております。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

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