サナンダとクシナダからの協働メッセージ(4)― 日本人の大きな役目

(Cooperative Messages from SANANDA and
KUSINADA (4)
— Great Roles People of Japan should

(ゆうふぇみあ)

小松様 こんにちは。

いつもありがとうございます。新たなメッセージを掲載いたしました。

新生テラへのいざない (7)内なる神と歩む道

どうぞよろしくお願いいたします。

(小松)

拝見しました。ありがとうございます。

以下では、お二方それぞれのメッセージから印象的な個所を抜粋しました。

サナンダ メッセージ

――大御神様が、日本という地にて「新生テラ始動」を発令されることを選択されたことは、私共も少々驚きをもって受け止めておりました。

このご所感が、メッセージ全体の底流として存在しているように感じられます。

それは言うまでもなく、今回メッセージの次の箇所に密接に関係しているわけですね。

――アセンションに関しては、日本という地に比べますと、海外にてより多くの人々が目指して活動を続けて来ているという実感がございますし、多くの著名な方もおります。ですから、もしかしたら単純に考えると、新生テラ移住を叶える事も早く、そのリーダーの素質をみても、神の御心に合っているのではないかと思えるのです。

この箇所については、私も全く同感です。それには、歴史的な背景が深く関係しているように思われます。

世界には、様々な規模の多様な理念を持つ国々がありますが、とりあえず「海外」の代表として、アメリカイギリスそしてドイツを考えてみても、上で言われる「日本という地」との、断片的ではあってもかなり決定的な違いと思われる状況があります。

アメリカは、やはりアメリカ独立宣言合衆国憲法に反映されている「建国の理念」が、人々の心の底流に脈々と生きているように思われます。

それは、合衆国の建国を担ったリーダーたちが持つ特殊なバックグラウンドの反映でもあり、彼らの大半が、高次元からやって来た「ウォークイン」だったという事情です。「ウォークイン」とは、簡単に言えば「(二つの魂の合意による)魂の入れ替わり」のことで、この場合、肉体そのものは継承されます。以下に、「アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ (3/3)(解説)」からの抜粋を掲載します。

――ルース・モンゴメリー『スレッショルド・トゥ・トゥモロウ』によると、「ウォークイン」には、次のような共通点があります。

「新しい魂」は、明白な使命と高邁な精神を持った存在で、新しい視点をもたらす「時代のリーダー」となる。

(元の肉体の)それまであった病気や傷やトラウマは自然に癒されて回復する。

元の肉体が持っていた記憶は継承するが、出来事に関係する「元の魂」の感情の部分ははっきりしない。

関心や趣味などの大部分は大きく変わる。しかし中には継承されるものもある。

人格も変わり、周囲の人も気づくようになるが、次第に新しい状況が受入れられるようになる(「ウォークイン」の認識がないままで)。

ウォークイン」に関して特筆するべきこととして、「時代背景」との関係があります。例えば、アメリカ建国のプロセスでは、新しい視点を持つリーダーを多数必要とする「緊急の需要」があり、それが「ウォークイン」によって満たされたケースが少なくなかったようです。

・ベンジャミン・フランクリン1706-90):政治家・科学者、1776年 独立宣言起草委員、1787年 合衆国憲法制定会議参与

・ジョージ・ワシントン1732-99):1775年~独立戦争司令官、初代大統領(在位1789-97

・トーマス・ジェファーソン1743-1826):独立宣言起草委員、第三代大統領(在位1802-09

・アレクサンダー・ハミルトン1755-1804):独立戦争で活躍、初代財務長官

・トーマス・マディソン1751-1836):合衆国憲法制定会議委員、第四代大統領(在位1809-17

・アビゲイル・アダムズ大統領夫人1744-1818):ジョン・アダムズ第二代大統領(在位1797-1801)の夫人、ジョン・クィンシー・アダムズ第六代大統領(在位1825-29)の母、ジョンは政治のことなどで頻繁にアビゲイルの助言を求めており、英国の植民地経営に反発する13州の2ヶ月にわたる会議(大陸会議)に夫が出張中に取り交わした多数の往復書簡が現存、女権思想家、奴隷制度の改善にも関心。夫のジョンと長男のジョン・クィンシーは、「ウォークイン」ではなく、「自然出生」とのことです。

ちなみに、対外不干渉の外交姿勢を確立した「モンロー主義宣言」で有名な、ジェームズ・モンロー第五代大統領(在位1817-1825)は、「ウォークイン」ではなく「自然出生」した魂の持ち主です。

(抜粋終り)

次は、アメリカ独立宣言(口語訳)の抜粋です。

――われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているということ。こうした権利を確保するために、人々の間に政府が樹立され、政府は統治される者の合意に基づいて正当な権力を得る。そして、いかなる形態の政府であれ、政府がこれらの目的に反するようになったときには、人民には政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立し、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる原理をその基盤とし、人民の安全と幸福をもたらす可能性が最も高いと思われる形の権力を組織する権利を有するということ、である。

ところで、この2020年の初頭で、アメリカ国民に空前の亀裂を造った彼のドナルド・トランプ第四十五代大統領は、昨年末に議会下院で可決された「弾劾訴追(一般人の起訴に相当)(アメリカ史上3人目)を受け、上院での弾劾裁判の結果(判決)を待つ身となっています。みずからの政治的利益のための「権力乱用」や、議会による調査を妨害した「議会妨害」があったとして、大統領の罷免を求めている今回のような訴追」が、理念や飾り物に留まらず現実化することに、「建国の理念」が色濃く反映されているように思われます。

次にイギリスは何よりも、自由で独自の報道姿勢を堅持する「(公共放送)BBC」の役割が大きいと思います。その卑近な例として、プリンセス・ダイアナ(1961-1997)への単独インタビュー(199511月に放映)は、その内容からすれば放映したこと自体が驚くべきことですが、今でもBBCのホームページで読むことも出来るのです(The Panorama Interview)。

その一部を翻訳して〔こちら〕に掲載してあります。またそれにも関連する、(本来の世界へ戻っている)ダイアナから2014年に送られてきたメッセージが、こちらにあります(プリンセス・ダイアナの秘密)。

またドイツの場合は、先の世界大戦の過程で「ナチスドイツ」の台頭と支配を許し、「ホロコースト」と呼ばれるユダヤ人迫害を始めとする「ナチスの犯罪」に至った歴史を、自国の責任として深刻に反省し、近隣諸国に対する謝罪や補償、そして国と州レベルとの分権化など政治体制の改革などに、戦後の早い時期から取り組んできています。

その一環として例えば、メディアに対する監督機関を州のレベルに落として、政治的プロパガンダによって国民全体が「暴走」することなどへの歯止めとしています。

もしそのような反省と実行が無ければ、1993年に設立されたEU(ヨーロッパ連合)の実質的なリーダーとして、他の加盟国からの信頼を受け続けることはできなかったでしょう。

これに関しては、熊谷 徹さんの講演録「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」が大いに参考になります。

ひるがえって私たちの日本はどうでしょうか。

八百万(やおよろず)の神」という言葉があるように、「ヒト(地上の人々)」と「カミ(高次元の方々)」とが当然のことのように交流していた縄文時代という1万年に及ぶ平和の歴史を持ちながら、弥生時代から江戸時代の直前まで続いた「内戦の時代」となり、神々は、少なくとも人々の目前からは、去って行かれました。

そして徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利した1600年から、徳川慶喜による大政奉還が行われた1867年まで、約260年の「平和の時代」に入り、「鎖国」の中で、伝統を活かした日本独特の庶民文化の花が咲いたわけですね。

しかし、この縄文以降の期間においても、まだ「縄文の心根」は、人々の心や日常生活の中に色濃く残っていたと見られます。

そして簡単に言えば、明治維新から現在までの「急激な欧風化(近年ではアメリカ化)」によって、「縄文の心根」は、少なくとも表面からは、姿を消したのではないでしょうか。また、欧米から文物は採り入れても、彼らの精神までは定着させることが出来なかった、そういう方向の努力もしなかった。

いま学校では、一部の宗教系の学校は別として、「神」を教えられることはなく、国民の大半が「仏教の経典」や「聖書」に親しんだことのない、「世界に冠たる無宗教国家」になっているのではないでしょうか。もちろん「神事」は現実に存在しますが、定型的な行事としての側面が強いというのが共通認識と思われます。

【ご参考】

 ① 無宗教国家日本が世界を救う

 ②「神の国」日本と「無宗教」の日本

したがって「現状のまま推移すれば」まちがいなく、「新生テラ移住を叶える事」は、サナンダが言われる通り、欧米の方々や他の国々を含む「海外にてより多くの人々が」先行されるでしょう。準備が整った方々が、どんどん移住を実現されるのは好ましいことでもあります。

※※※

そこで話を戻して、「大御神様が、日本という地にて『新生テラ始動』を発令されることを選択されたこと」について考えてみますと、日本という国の強みは何かということになります。

それは、1億を超える人々が、深い部分では同じ傾向を持つ、(アイヌ民族は別として、大多数が)単一民族で構成されていることでしょう。

何かのキッカケさえあれば、短期間で共通認識を形成し、同じ(好ましい)方向を目指すようになるポテンシャルを持っていることです。

しかし「全般的な目覚め」が遅すぎると、世界に貢献することができない。

――しかしながら、大御神様は、ここ日本にて始められました。
そこには、大御神様の確固たる信念、おもいがございましょう。

私たちは、大きな使命と人類に対する責任を負わされていると思われます。

――みなさま、日本という地に生を受け、大御神様直接のお言葉を賜り、新生テラ移住という、大きな目標を示されるということに大きなお役目があるのです。
全く新しい宇宙融合の時代を迎えるにふさわしいお役目です。
今この時に、この瞬間にめぐりあえたことは、大いなる神の計らいと申せましょう。

そこで問題は、「全般的な目覚め」へのキッカケでしょう。

それが超自然的な現象であるか、近年の海外では頻繁に起こっていること(ご参考:Earth changes – The Watchers)が日本でも初めて起こった「2019年の経験」を上回るような異常気象なのか、あるいは「レムリア・アトランティスの崩落」の前駆現象に気付いた人々がエジプトや南米に、または「地底世界」へ移住を始めた頃のようになるのかは、今のところ分かりません。しかし、人々が「別のもの」を真剣に追求し始める時が、必ずやって来るでしょう。

現時点で一連のメッセージを「定点観測」されている皆さんは、居住地が近くても遠くても仲間を増やす努力をして、今のうちに下地を創っておきましょう。「次々と送られてくるメッセージ」を、絶好の「有機肥料」として、自らの「土壌」を肥やすようにしておけば、その上に素早く花を咲かせて、人々の集いの場にすることが出来るでしょう。

ここで、今回メッセージの続きの部分に、少し言及させていただきます。

次のメッセージは一体のパラグラフですが、理解への便宜を考えて三つに分けて引用してあります。

いずれも、私たちが「お役目」を果たすために有益な、日常の心得と思われます。

――心の奥深くに眠っているであろう神性を揺り起こし、神に仕え、日々を送ることに心掛けて、新生テラ目指しましょう。
内なる神の宿りし体を浄化し、健康を保ち、健全な精神を保つことは、神性を発揮するに必要条件となりましょう。

――心身ともに浄められ、平穏な想いで過ごしておりますと、皆様と共にある内なる神もあらわれやすく、愛が大きく顔を出して参ります。
おのれが平和でなければ、愛も生まれてこないでしょう。

――先ずは、おのれが健全な心身になれるよう日々努めることが大切と心得、何事にも動じない冷静な判断力と行動する勇気と愛を身につけたいものです。

 

クシナダ メッセージ

――ご自身が揺るぎない決意をされて歩みだし、内なる神、大いなる光と共に、新生テラ移住を目指すのであれば、そのためにどの様な行動をとり、どの様な想いを発信すると良いのかが見えて参りましょう。
内なる神の叡智が、表われてくるからに他なりません。
内なる神の存在に、想いを馳せることなく生きて来られた方々もおりましょうから、先ずは、そこをしっかりと根つかせる事が必要となりましょう。
そのためにも、日々、全てのことを内なる神に伝え、対話を重ねることが自然の流れとなるよう努めたいところです。

そのためにどの様な行動をとり、どの様な想いを発信すると良いのかが見えて参りましょう内なる神の叡智が、表われてくるからに他なりません」――どのような「行動をとり」「想いを発信する」かが、自然に「見えて」来ない場合は、まだ「内なる神の叡智が、表われて」来ていない、つまり「揺るぎない決意」などに不足がある、と言われているようです。

日々、全てのことを内なる神に伝え、対話を重ねることが自然の流れとなるよう努めたい」――これほどシンプルなことを実行しないのは、「教養が邪魔をしている」「不信心が邪魔をしている」など、何かの障害があるはずなので、そこをクリアすることが先決でしょう、と言われているようです。

――新生テラに移住するということは、神と共に生きる道なのです。
神の御心の表現者となり、日々を生きることなのです。

これは、「移住するということ」の本質、または精神的な姿を言われているようですが、これについては難しく考える必要はなく、実際には、想像を絶する素晴らしい環境の中で、幼児のように、自然に楽しく生きるだけのことでしょうね。軽くなった「五次元の身体」を持って、自由自在に「飛翔」しながら。

(ゆうふぇみあ)
小松様 こんにちは。 ご感想をありがとうございます。

小松様のご解説を拝読させていただき、海外事情と日本の違いを理解することが出来ました。そうした中で大御神様は世界に先駆けて日本の地を選ばれ、私たちを「新生テラ」にいざなってくださっておられるのですね。

小松様が「私たちは、大きな使命と人類に対する責任を負わされていると思われます」とお伝えくださいました。本当にそう思います。

またこの度、

日本語という特殊な言語は、多くの音色を秘めており、その言葉の発する音色が鳴り響き、波動に影響を及ぼして参るのです。
美しき良き言語が多く使われる程に、音色もたくさん奏でられ、ことたまがさきはい、宇宙空間をも浄めて広がってゆくのです。
そうした国であり、大御神様のふるさととも言える日本の地を選ばれたのでしょう。

とのサナンダのメッセージがございました。

大御神様のお計らいを真摯に受けとめて、これからの日々を歩んで参りたいと思います。

 

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