【目覚めの手帳(第7話)】あの「2012年 冬至」に何が達成されたか―サナンダとの対話

(What were attained on that “Winter Solstice of 2012”? — A Commentary on John Smallman’s Blog “Jesus responds to John)

[2017年8月1日] 掲載

タイトルの「2012年 冬至」は、現実にその日が来るまでは多くの人類にとって「巨大なテーマ」であり「大きな希望」であり続けましたが、その日を境に、「惑星地球と人類の新時代」つまり「アセンション」について大きな混乱が起こり、それが「現在まで尾を引いている」ことはご存じかと思います。当初の混乱が、ある程度は収まったとみられた「3年前2014年8月)」の時点でも、サナンダから次のような厳しいメッセージが寄せられています。

 ――あなた方の社会は、新たな低ポイントに到達しました。 人類の多くが、「いま現在」に自分自身を投錨(とうびょう)することをせず、落胆のあまり道に迷って、今では光への道から離れてしまったのです。

失望の大波  日々を幼児のように天真爛漫に過ごすことをしないで、多くの人類は「いらだちの大波」に捕らわれて、押し流されてしまいました。 これらの人々は、アセンションの多様な側面のすべてを奪われており、私たちとしても彼らにつながることはいまだに出来ません。それは彼らが、光の領域にいる彼らの導師に対する信頼や愛を失ってしまったからです。

神の言葉はいまだに聞き取られず、懸命にアセンションや人類変容の先触れをする人たちは、軽蔑の目で見られています。

ゴールインの直前に、頂上に立ち勝利を祝う直前に、壮大な門戸が全人類に対して開かれる直前に、彼らは光への道にサヨナラし、重い波動の暗黒時代まで後退してしまったのです。(アセンションの現状について全てを明かす―サナンダ(1/3)

当サイトでも、2013年の初頭から、混乱を脱して本来の軌道に乗るための試みとして、「Cosmic Awareness」や「マグダラのマリア」そして「ヨハネ」などの、直接的に「このテーマを採りあげたメッセージ」を紹介してきました。 しかし、このテーマについて「決着」とまで行かなくても、もっと踏み込んだ「包括的なおさらい」の必要性を以前から感じていました。 その試みが、今回のメッセージです。

これは「(以前からサナンダのメッセージをチャネリングしている)ジョンサナンダとの対話」で、「4年7か月前2012年末から2013年元日)」のものですが、これを読む方は誰でも「極めて新鮮」に感じられるのではないでしょうか。 それはおそらく、次のような理由によると思われます。

1.少なくとも外面的には、「この世界の状況」が(依然として)極めて当時と酷似している(または更に悪化している)

2.ジョンが投げかけた「苦情」が、当時の状況を前提としてだけでなく、今日にも通じるものがある

3.サナンダの「返答」が、そのまま今日にも通じ、また現時点でも重要な内容を含み、「大きな説得力」を持っている

上の〔3.〕に関して、例えばこういうメッセージもあります。

――「光」を保持し、道先案内を行う者としての皆さんの使命は、それだけをやり続けることです。

――実際には、この世界の全体が「幻想」なのですが、皆さんはそれを確かな現実として体験することを選択したので、彼女つまり惑星地球は、その選択が継続している限り、皆さんが集合として築き上げた筋書きの中で、ここにいてサポートを続けるでしょう。

――人類は目覚めつつあります。 目覚めるとは気付くことで、「愛し、思いやりを持ち、敬意を払い、すべてを受容れる姿勢を持ってお互いに接する必要がある」という偉大な気付きが、この50年から60年の間に地球に現れてきました。


サナンダとの対話

2012年12月28日15時50分

 ジョン親愛なるサナンダ、こんにちは。 さて、あなたが充分ご存知のように、皆が非常な失望を味わっています、加えて怒りまでも。それは、「新時代(ニューエージ)の開始」や「完全覚醒への目覚め」などと表現できるような、際立ったことが何も起こらなかったように見えるからです。 もちろん私も失望しました。「失望など起こり得ない」と私たちは認識していたからです。 そこで、ここから何処へ行けばいいでしょうか?

私たちは、地球での生活に幻滅した夢想家たちが練り上げた集合的幻想に接触して、何かいいことを高望みしているだけでしょうか、それとも別の何かを?  どうか私を、私たちを、元気づけ高揚させるような何かを提示してください。私たちが味わった、あの失望に対して、精神界からできることがあればの話ですが。 間違いなく、多くの人が「裏切られた」と感じていると思います。皆の希望が非常に高まり、そして粉々に打ち砕かれたからです。 いま何が起こっているでしょうか? 慣れ親しんだ 「日常」に戻り、「幻想」に熱中して、結果として苦痛を味わうのでしょうか?  ともかく、私は充分以上にお話したと思いますので、どうか状況を説明して元気づけてください。あなたの言葉が心の中に流れ込むように。

サナンダさてさてジョン、あなたはかなりはっきりと説明されたので、ここからは私がお答えしましょう。

12/12/12(2012年12月12日)」から「12/21/12(2012年12月21日:冬至)」に至る期間に、膨大なエネルギーの転換が起こりました。それは、この強力な活動が起こる特定の期間に向けて、何年もかけて築き上がってきたもので、計画に従い、正確に予定通りに起こりました。 多くの人が、このエネルギー転換に気づいています。この物質次元では確かな証拠が見られないことに、たとえ失望したとしても、です。 地球上のすべての人が、その転換に強烈な影響を受けました。しかし皆さんの身体は非常に繊細で、それぞれの人が持つ適応能力に応じて、人毎に違う速度で活性化されてきています。 この世界を通じて非常に大きい変化が起こっているので、それは遠からず明らかになるでしょう。

「光」を保持し、道先案内を行う者としての皆さんの使命は、それだけをやり続けることです。 瞑想に十分の時間を割くようにして、その「光」の本当の感触が得られるように願い、意図することです。そうすれば、あなたの信念が復旧され強化されるでしょう。 人類の集合意識は目覚めを意図しているので、それが起こることは避けられない定めです。 皆さんは、この目覚めの過程で先頭に立つ計画を持ち、それが何を意味するかを十分に承知して、地球にやって来ています。

自分が立てた誓約の完全な記憶を持っていないとしても、この驚くべき目覚めの過程で、非常に大切な役割を果たすために地球にいることについて、責任感を間違いなく自覚しています。 瞑想をする時、手助けや確証、そして指導が得られるように頼めば、それが得られるでしょう。 今は、皆さんの中で「新しいエネルギー」が展開しているので、瞑想することが更にいっそう大切で、それによって人類とその身体を支える美しい惑星の前途について、高揚させられるような兆候が得られるのです。 実際には、この世界の全体が「幻想」なのですが、皆さんはそれを確かな現実として体験することを選択したので、彼女つまり惑星地球は、その選択が継続している限り、皆さんが集合として築き上げた筋書きの中で、ここにいてサポートを続けるでしょう。(16時35分:中断

2013年1月1日11時50分

 ジョンそうですね、サナンダ、お話はたいへん結構ですが、それでも失望感がぬぐえません。 実のところ私たちは、この自壊しつつある3次元環境にいまだに巻き込まれていて終点が見えないことに、屈辱を感じているのです。 私には、私たちに対して約束されたことのほうが「幻想」で、むしろ私たちが続けている体験が、それに付随する痛みや受難や懸念などと共に、はるかに現実的にみえます。

私が永く信じてきたのは、肉体の死によって体を横たえた後の生き様は、計り知れないほど素晴らしいものになるということで、臨死体験をした多くの人々の話は、このテーマに関して非常に説得力があり高揚させられるものでした。 その一方で、あなたやサウルが私たちに話してくれたことを通じて私は、この地上で平和と歓喜と豊饒が全ての人にもたらされる「新時代」が、すぐにも現実になるということを信じるようになっていました。

それは「幻想体験の恐怖」から「麗しい環境」への、ある種の進化で、永遠の平和があり「父なる神が臨在」される「郷里」へ、必然的に導かれるというものでした。 今やそれは、事実ではないように思えます。

そこで私たちは――私や精神界からのメッセージを受取ってきた全ての方々、またそれらのメッセージを読み他の人たちに伝えてきた方々も――思い違いをしていただけなのでしょうか?  私は、精神界の存在たちが意図的に私たちを間違った方向に導いてきたと信じているわけではなく、彼らは私たちを愛しており、真摯に助けたいと思っていると信じています。 しかし問題はおそらく、膨大な隔たりがある双方の存在領域が、たがいに出会って交流することのできる手段が存在しないということでしょう。

実際のところ私たちは、永遠に続く強烈な歓喜を体験するには、肉体の死を迎えるまで待たなければならないのでしょうか? それが「神の意思」であると、さまざまな聖者や神秘主義者たちが伝えてきたのですが。 肉体の死まで待たなければならない、というのは、とても人の心に訴えるものがありません。現に極貧の状態で生きている人々の数が増え続けており、善意の意思や憂慮する個人の行動や慈善事業があっても、抜本的対策には程遠い状態です。 かの「新時代」に目覚めることを望んでいた多くの人々にとって、前途は忌まわしいもののように見えます。 人類の歴史は、生活状態が改善されるとの期待が、裏切られてきた実話の宝庫のようなものです。 この、待ち望まれた「新時代」も、そのような実話の一つに過ぎないように見えます。(12時55分~13時55分:中断

サナンダなるほどジョン、あなたは確かに気を落としています。 私たちの意図は、常に皆さんを高揚させ動機づけることで、それについては成功してきました。 皆さんの失望が完全に納得できるのは、私たちが、皆さんの希望や期待を非常に高いところまで持ち上げたのに対して、その高さに見合う奇跡や成果が得られなかった点です。 それにも拘わらす、皆さんの精神エネルギーは極度に強化されており、それが皆さんを前方へ運んでいくでしょう。それに呼応して、間違いなく皆さんが既にその中に入っている「新時代」が、展開しながら強大となっていき、その愛情がこもった抱擁が全てを包み込むでしょう。

人類は目覚めつつあります。 目覚めるとは気付くことで、「愛し、思いやりを持ち、敬意を払い、すべてを受容れる姿勢を持ってお互いに接する必要がある」という偉大な気付きが、この50年から60年の間に地球に現れてきました。 この、人として基本的な道理を、いまだに評価しない人が地球には沢山いますが、それも急速に変わりつつあります。それは、この世界を強大な「神の愛」が包み込んでいるからです。 覚えておくべきことは、「愛」は優しい・・・しかし極めて強力で決して否定できない、ということです。 人類は多年にわたって、「愛」に背を向けてきました。それに関わらないようにしようとして。 今やそれは変わってきて、「愛」は至るところを席巻し、あらゆる関わり合いに影響を与えています。皆さんが以前から聞かされてきたように「愛は全てを変える」のです。

あらゆる状況で、愛情深い姿勢を維持しましょう。決して攻撃したり防壁を築いたりしないこと、それは、あなたを包み込んでいる「愛」を見えなくさせるからです。 「愛」は「神の道」「天の道」で、あらゆる精神界の存在たちの道です。したがって皆さんの道でもあります。 それを信頼して、頑強に保ち続けることです。そうすれば「帰郷への道」が明白に見えてくるでしょう。 あなたの心の中では、「愛」以外の何ものも意味をなさないことが解っているはずです。そして、よく見られるように、「愛が退けられると衝突が起こる」のです、例外なく。

あなたがすでに一員となっている「新時代」について、差し迫った感覚はお持ちでないとしても、それは既に到来しているので、あなたはその恩恵を実体験し始めるでしょう。強い意図をもって祈り瞑想すること、そしてあなたを包み込んでいる「愛」に委ねることです。それが、何であれ愛にそぐわないものを、掃き清めるでしょう。 それこそ、あなたが真に望んでいることなので、あなたはそれを生み出すでしょう。

親愛なる皆さんの

サナンダ(ジーザス・クライスト)


【解説】(小松)

このメッセージはイギリス生まれのアメリカ人ジョン(John Smallman)が2013年1月に発信したもので、原文は〔こちら:Jesus responds to John〕にあります。 この時点で私は〔ジョンサナンダ)〕の存在を知らず、この「問答」を掘り起こしたのは最近のことです。

以下では、「今回のタイトルに関係する重要な事実」を何件か列挙してみます。

「神の計画」に誤りはない

――「12/12/12(2012年12月12日)」から「12/21/12(2012年12月21日:冬至)」に至る期間に、膨大なエネルギーの転換が起こりました。それは、この強力な活動が起こる特定の期間に向けて、何年もかけて築き上がってきたもので、計画に従い、正確に予定通りに起こりました。(上記 サナンダの回答

 これを裏付ける「創造主のメッセージ 2012年5月10日 当サイトに掲載)」

――起こっていることは新時代への移行であり、物事の整列でもあります。それはあなた方の想像を超えたエネルギーがもたらされることで、あなた方の想像を超えた意識の変容が起こることなのです。 それは何かの形式ではなく、国でも組織でもなく、また何かするために集まった人々が行うグループとしての表現でもありません。これは個人の、個々の旅であり、個々の選択なのです。 すでにサイは投げられています。私は、それはそれは遥か昔、あなた方の惑星、あなた方の銀河でさえ創られるよりも前に、これを決めました。私はこの瞬間を正確に設定してあるので、それについては、あなた方が思いわずらう必要はありません。創造主 アセンションと2012年を語る④ 

Cosmic Awarenessメッセージ2013年3月7日 当サイトに掲載)

――はじめに私(Cosmic Awareness)が伝えたいことは、この質問者のハイヤーセルフまたはガイドが伝えた観点やコメントには真実があるということです。 つまり、私が「神の意識と呼んでいる力」が、「後方護衛作戦」と呼ばれるヤミ勢力が仕掛けた最後の抵抗を完全に叩いたとしたら、時空と創造の骨組みそのものがバラバラに引き裂かれる結果に至ったでしょう。 神が持つ無限の愛と英知により、また銀河同盟として知られる神の使徒などの協力を得て、地球とその住人を完全な破滅から救うために、その力を緩和する様々な措置が取られたのです。 これに協力したのは銀河同盟だけではなく、3次元を超えた多くの階層やレベルにいる存在たちです。

実のところ、私(Cosmic Awareness)を含めて、あらゆるレベルの意識からの影響力やエネルギーが、あの「アセンション」のイベントに集中していました。 そしてある意味で、今回のような結果に至ったことも、多くの人々が体験してきた時間軸の延長に違いないと了解することができました。 というのは、人々の準備不足は明らかで、惑星地球自体も、ヤミの主人たちの古いエネルギーの支配下にあり虚偽や不実は日常茶飯事で、アセンション体験への反発が強かったからです。 そこで、人類の体験としての時間軸には「失望」や「約束――私(Cosmic Awareness)だけでなく多くの他の者たちが伝えた12月21日に人類意識の偉大な高揚が起こるということ――への裏切り」が含まれるのはやむを得ない、という決定がすべてのレベルで行われました。

また以下のことも、心にとどめておくべきです。 あの冬至に、すべての者の時間軸が「一つの結合点」に集まって、全員が共通の体験をするというユニークな出来事を分かち合ったこと。 そして――人類意識の急激な高まりが起こるという、あらゆる約束、あらゆるインスピレーション、あらゆる希望にもかかわらず――何も起こっていないように見えたとしても、それは実際に起こった事実だということを。 ここで私(Cosmic Awareness)は、アセンションに先立つ時点で、私が繰り返し言ったことを想起してほしいと思います。 それは、惑星全体として「転換点」に達するには、人類のあるパーセントが高いレベルの意識状態を達成する必要があるということで、これが、「マス・アセンション」という偉大な出来事が可能になるような瞬間的な急展開に、人類の全体が直面するために必要だということでした。冬至に何が起こり「アセンション」はどうなっているか

 ◆「マグダラのマリア」とヨハネの見解  2013年3月26日 当サイトに掲載)

――「マグラダのマリア」のメッセージ

この機会に、皆さんすべての方の幸せを祈りたいと思います。 というのは、皆さんの惑星で多くの方が大変な旅をされていて、強力なヤミのエネルギー、ヤミの勢力がいまだに活発に働いている中で、苦闘されているのを見ているからです。 そして、期待していたような変化が起こらなかったことに、多くの方が失望されたことを私は知っています。 それについて私は、他の方も言われていることを、改めて強調したいと思います。

つまり、ご覧のような姿に構図が描かれたのですが、それはヤミの勢力が、冬至までに必要とされる外見的な変化に干渉することを想定して、いわば彼らを愚弄し騙すための措置でした。 実際に彼らは、当初計画された必要な外見的変化のすべてが、開花するのを阻止したのです。 しかし彼らは結局のところ、アセンションによる変容のために必要とされる「鍵となる局面」については理解していませんでした。 皆さん、それが実現したのです。

それは基本的なエネルギーのシフトで、そのエネルギー的シフトが、「新しい意識」が現れるための扉を開いたのです。 それは、いま地球にいる多くの「チェルビム[注]たち」が、造り上げ強化するために熱心に働いてきたもので、その変容を、変容への準備をサポートすることが彼らの使命の一部でした。 この「新しい意識」が高まり強化されることが、言われてきたような変容が開花するための、いわば共通基盤になります。

[注]チェルビムケルビムとも)創造の早い時期に創られた「モナド(特定の傾向と使命を持ち、そこから多数の魂が派生する魂の大元)」の一つで、神智学では「智天使」と呼ばれることがある。また、「モナドとしてのチェルビム」から派生した個々の魂たちをチェルビムと呼ぶこともある。

私は、これらすべての出来事を、いわば複雑な思いで眺めてきました。 というのは、私は、こういう展開に至ることが不可避だったということは十分に承知しているものの、多くの方がよくご存知のように、当時の私の人生は、現在の「アセンションの時代」を準備することだったからです。 そして私は、ある意味で皆さんよりも広い観点から出来事の展開が見えるので、皆さんの苦難や失望、そして時には破滅などを見てきました。

したがって私はこの機会に、すべては開花しつつあることを皆さんが理解できるように、これらの事実を分かち合いたいのです。 多くのレベルで、また多くのやり方で、これらすべてを確実に開花させるための仕事が引き続き行われています。 そう、実際に開花しつつあるのです。(「マグダラのマリア」のメッセージ

 ――ヨハネのメッセージ

(今回のアセンションにつながるイエスとMMの使命)

――イエスとMMの近くにいた人々は、彼らの使命が、あなた方の時代に現れてくる変化に、きわめて深く関係していることを理解していました。 第一に、彼らの仕事の一部分は、アトランティスの崩壊以来一貫して「宗教的な伝統」の中に極めて効果的に埋められてきた、「スピリチュアルな道」つまり「内面の旅」の、いわば説明図を暴き出すことでした。 それと同時に彼らの使命として、人類DNAを、いわば再活性化させることもありました。その目的で元々彼らの両親が携えていた魂の片鱗をそれぞれが受け取り、彼らの子孫たちが、過去に傷を負ったDNAの再活性化を達成できるようにする――そしてこの時代に再び開花させる計画でした。

多くの方が、2012年12月の冬至またはその前に、これらすべてが展開してくると期待したのではないでしょうか。そのような信念を持つように、様々な意味で奨励されました。 しかし核心の理由は、この展開を阻止しようとしていた連中を混乱させることでした。 冬至の前に一連の重要な出来事が展開するのを、彼らが実際に阻止したように見えるかもしれませんが、そうではありません。 起こるべき鍵となる変化は実のところエネルギー的なシフトで、それを阻止することは出来ませんでした。それは、彼らが理解できる範囲を超えていたからです。 そのシフトは実際に起こり、起こるべきイベントは、あなた方の世界に現実に展開しています。あなた方は、その一部を認識していますが、まだ認識していないものもあります。 それでも現実には起こっており、あなた方がいう人類のアセンションイベントは、必ず開花するでしょう。

人類は、永く深い眠りから目覚めようとしています。それは、この眠りを永続きさせるようにヤミの勢力によって仕組まれ、人類みずからも、それに加わることによって一翼を担ってきた「間違った思い込み」のことです。 彼らは目覚めつつありますが、まずは自分たちに何が仕組まれてきたかを理解する必要があります。 それが、前途で待つ変化に主体性を持って参画するための前提になります。(「マグダラのマリア」のメッセージ 【解説】に収録

(〔PC版はこちら〕)

実在する航空機に酷似する宇宙船の映像集(Part3)について

(Q) 小松様 お世話になっております。

スペースシップ映像集 Part3」を掲載いたしましたので、ご報告させていただきます。

宇宙からのコンタクト――スペースシップ映像集シリーズ

どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

これまでと同様に今回のレポートでも、狭いエリアへ1日の間に「実在機に酷似する」多種多様な飛行体が飛来する、または同一の機体が繰り返し飛来するという、「各実在機の運用としては有り得ないこと」を、宇宙同胞たちが見事に演出されたことが伝わってきます。

その中から、ハイライトとして4件を採りあげてみたいと思います。 そのうち2件は「ケムトレイル散布機」風の宇宙船、その他の2件は「米海軍 早期警戒機E-2C(ホークアイ)」風の宇宙船と「東京愛らんど ヘリコミューター」風の宇宙船です。

◆「ケムトレイル散布機」風の宇宙船(その1)―(4:13-4:45

これについて特筆するべきことは、「散布機の飛行進路(左から右へ)」とは逆方向に、つまり右から左へ飛翔する多数の光点が見られることです。まるで「光点の乱舞」とも言えるほどです(特に4:29-4:35)。 これを子細に確認するには、画面右下の「歯車マーク」をクリックし再生速度を〔0.25倍速(スロー)〕に設定して、映像を見られるといいでしょう。 さらに細かくチェックするには、〔4:28〕あたりで一時停止して、現れる「スタートマーク()」に対して、「急速ダブルクリック(疑似コマ送り)」を繰り返します(その場合の要点は各ダブルクリックを素早く確実に行うことだけで、一つのダブルクリックと次のダブルクリックとの間の「空き(休み)」の長短は任意で構いません)。

上と同様の「光点が見られる」現象は、「スペースシップ映像集 Part1http://harmonicspace.blog.fc2.com/blog-entry-45.html)」に関して「ケムトレイルについての判断」でも採り上げており、そこでは「宇宙同胞がよくやる(こちらはネガティブなものではありませんよという)謎掛け」と推定しています。

◆「ケムトレイル散布機」風の宇宙船(その2)―(4:51-6:43

このケースでは、上の(その1)とは違って、「光点の飛翔」が見られないだけでなく、トレイルが「噴出される状況」は「(真正の)ケムトレイル散布」に極めて似ています(「何であれ実在するものに酷似させる」という宇宙同胞の基本方針からすれば当然ともいえますが)。

しかしこの場合は、典型的なケムトレイルのように「独特の蛇腹模様を描きながら拡散していき段々と降下してくる」という状態は見られず、かなり急速に消失していくようです。 さらに、「消えかかる尾が残す独特の模様(痕跡:6:25-6:43)」は「(真正の)ケムトレイル散布」には見られないものなので、これが「ネガティブなものではない」証拠と考えられます。

なお、このケースの飛行高度は(他の事例から類推して)せいぜい2千メートル程度とみられ、「飛行機雲」が形成される1万メートル前後には遠く及ばないので、映像に見られる「尾」は飛行機雲では有り得ません。 また機体が半透明に見えるのは「尾の部分」との「明度の差(カメラの自動露出制御)」によるもの、そして機体の一部が光って見えることがあるのは「太陽と被写体とカメラ(撮影者)」の位置関係によるもので、いずれも通常の物理現象とみられます。

◆「米海軍 早期警戒機E-2C(ホークアイ)」風の宇宙船―(9:04-9:41

米ノースロップ・グラマン社製のE-2Cには多数のバリエーションがあるようですが、撮影された映像は「厚木基地のE-2C」を模したもののように見えます。 しかし撮影された動画を拡大したとみられる静止画(9:10-9:17)でも精細度がイマイチなので、機体そのものの比較で実在機との違いを見出すことは困難です。

参考サイト)⇒厚木基地の空2017.1.24@E-2Cのアプローチと着陸 – YouTube (拡大画像を見るには〔2:18〕で一時停止)

しかし「機体の運用面」から見れば、「実在機の飛来では有り得ない」ことは明白です。 そもそも「実在する早期警戒機E-2C(ホークアイ)」は、標準的な作戦高度が約9,000メートル(30,000フィート)に設定されており、その高度を巡航しながら560kmに及ぶ探知可能距離によって、広範囲にわたり2,000個以上の標的を同時に探知して「海上/地上管制」につなげ、自らの機上管制官も最大40機の迎撃機を指揮することを使命としています。 そのような役割を持つ「実在機」が、現に厳重な航空管制が敷かれている「関東内陸の低空域(横田空域)」の、同一地点へ繰り返し飛来することは(2:24-, 2:54-, 7:16-以上4月6日, 9:05-4月10日)、まさに「あり得ない」ことでしょう。

ちなみに、全国紙のWeb版(神奈川県版)に、こんな記事がありました。―「米海軍厚木基地 早期警戒飛行隊、任務終え米帰還」(2017年6月3日の記事)。あなたが「宇宙船のE-2C」を撮影されたのは、たまたま「実在機の米帰還前」だったわけですね。

――米海軍厚木基地(大和市、綾瀬市)に駐留していた早期警戒機E2C「ホークアイ」の部隊である第115早期警戒飛行隊が、44年間にわたる日本での任務を終え、米カリフォルニア州の海軍航空基地に帰還した。同厚木基地が1日、発表した。  後継機のE2D「ホークアイ」5機は現在、在日米軍再編に伴う空母艦載機の厚木基地から岩国基地(山口県岩国市)への移駐を前に、同基地で訓練を実施しており、横須賀基地を母港とする原子力空母ロナルド・レーガンに搭載される。 空母艦載機の主力である戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットなど61機は7月以降から段階的に、厚木基地から岩国基地へ移転を始める予定。

◆「東京愛らんど ヘリコミューター」風の宇宙船―(10:11-14:15

この映像は、遠路はるばる飛来して「数分に及ぶ周回飛行の大サービス」という感じですが、実在機の運用実態から見れば、とてもその余裕はないようです。

東邦航空の「東京愛らんど ヘリコミューター」サービスは、「八丈島を拠点」にして南方は〔青ヶ島〕を1日に1往復し、北方は〔御蔵島-三宅島-大島-利島〕の経路を1日に1往復しているようです。 それを、「シコルスキー S76C+」と「シコルスキー S76C++」の2機をやり繰りしながら、乗員2名(操縦士、整備士)と乗客9名で運行しています。 しかもヘリの性格もあって安全運航を期するため、気象状態などを勘案して、毎日毎時刻ごとに「就航可否」を判断するというギリギリの運用になっているようです。

参考サイト)⇒東京愛らんどシャトル -予約・空席照会・運航情報-

◆終わりに

以上を全体として眺めると、このような「野外撮影会」は、人類の最先端の科学技術を総動員しても遠く及ばない「(実在機を模倣した)宇宙同胞の宇宙船」だからこそ可能となった「芸当」なのだと、つくづく感じさせられます。 日本の航空自衛隊は、「E-2Cの最新バージョン」を13機保有して、高空から低空まで「水も漏らさぬ(蟻の這い出る隙も無い)」警戒態勢を敷いているはずです。 内陸部に「青天の霹靂のように」出現する「雷鳴(UFO)」でさえ、例外としていないでしょう。

明らかに、ここに登場する「宇宙船」は、人類が持つレーダーが捕捉できる「波動域を超えた存在」であることを示しています。 ここで「宇宙船」という言葉を使うのは「簡潔に表現するための符牒」としてですが、その実体が何であれ、「芸当」の背後にある「壮大な仕組み」を、人類が持つ概念や語彙で表現するには限界があります。 私たちは精いっぱい想像力を働かせて、根底にある「創造主の采配」や「宇宙同胞の狙い」に、真剣に想いを馳せるべき時だと思います。

【補足】:冒頭に出てくる「ステルス機のような飛行体」について―(0:28-0:49

この飛行体は「ステルス機」ではなく、機体形状から、厚木基地を本拠地としている「F/A-18 スーパーホーネット」とみられます(上で引用した「神奈川県版」でも言及されていますね)。 そして撮影されたものは、「宇宙船」ではなく実在機の、「通常の訓練飛行」とみられます。 奇しくも今回は、その飛行が、「野外撮影会」の「オープニング・ファンファーレ」になったわけですね。

参考サイト)⇒厚木基地の空20170124@スーパーホーネットリターンTOベース – YouTube (同方向で機体を比較するには〔0:30〕で一時停止)

(Q) 小松様 こんにちは。

この度も、子細をご検証くださりありがとうございます。 小松様のお調べくださいました各実在機の運用実態と照らしてみますと、改めて、考えに考え抜かれた演出となっていることを感じさせていただけました。

冒頭に出てくる「ステルス機のような飛行体」”は、【補足】でご紹介くださいました「スーパーホーネット」という機体に酷似しているようですね。 ご探求くださりありがとうございます。

こちらの飛行体ですが、この日、まず一番はじめに、消防関係とみられる赤いヘリコプターが超低空飛行で近づいて来たため、撮影しようとカメラを構えた所に、すれ違う様に、その上空を駆け抜けて行ったという状況でございました。 《 0:42~0:45 》 の間に微妙なジグザグ飛行もみられ、宇宙同胞による演出のように感じておりましたが、映像集でご紹介させていただく際には、“宇宙船”で間違いのないことを確認の上、掲載いたしております。

天空の神秘―次元を超えて新しい世界へ』より始まります、『創造主の使者「コンタクト・スペースシップ」の来訪①』『』『』、動画の映像集シリーズとも、すべての映像について、宇宙同胞の技術により現わされたものであることを、創造主、もしくは宇宙同胞にお伺いし(チャネリングによる)、慎重を期して掲載させていただいておりますので、そのような視点からご覧くださいましたら光栄でございます。 その上で、どの様に受けとめられるかは、ご覧くださる方々の思いに委ねられることと受けとめさせていただいております。

今、多くの方々と共に、『創造の力―創造主のお言葉』にてお伝えくださいました「創造主のおもい」を真摯に受けとめさせていただき、宇宙の進化の流れに乗って歩んでゆけますことを心より願っております。

(〔PC版はこちら〕)

2017年7月 九州北部豪雨に寄せて―テラと創造主

(Q) 小松様 こんにちは。

テラと創造主よりの新たなメッセージをお伝えさせていただきます。

九州北部の豪雨に寄せて―テラと創造主よりのメッセージ

どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

今回の「テラ(ガイア)からの伝言」は、「テラ」が日頃から抱いておられる想いを、このタイミングつまり「2017年7月 九州北部豪雨」に合せて吐露されたものと思われます。メッセージの全体から受ける印象として、いっとき1地点の集中豪雨を超えた「深い想い」を根底にお持ちであることを感じさせられます。

――この度の 集中豪雨による  大きなテラの 曲がり角を共有してくださいました皆様に  わたくし テラから 心よりの感謝を申し上げます

今や 目睫(もくしょう)に迫り来たったテラの新生  その新生を祈り 光を届けてくださる人々に  また この度のように 共に痛みを分かち合ってくださる人々に  魂の底からの 私の叫びを受け入れてくださる人々に  テラからの まことの愛をお届けいたしたく存じます

まず「このタイミング」の重要性について、「この度の 集中豪雨による 大きなテラの 曲がり角」や「今や 目睫(もくしょう)に迫り来たったテラの新生」などの言葉によって伝えられているようです。つまり「テラの新生」へのプロセスの中で、「大きな曲がり角」の渦中に、惑星地球と人類が入っていることを告げられています。

そして、「大きなテラの 曲がり角を共有してくださいました皆様に」、「その新生を祈り 光を届けてくださる人々に」、「この度のように 共に痛みを分かち合ってくださる人々に」、そして「魂の底からの 私の叫びを受け入れてくださる人々に」に対して、「心よりの感謝を申し上げます」また「まことの愛をお届けいたしたく存じます」と言われています。これは、日本だけでなく世界全体の該当する方々に対する、ご本心からのメッセージでしょう。

次に、

――さまざまな 乱開発が進み あらわになる テラの痛み  私は そうした乱開発も 意味のあることと受けとめております

おのれの野心を満たすためであろう人々  生きる糧として せざるを得ない人々もおりましょう

ここでも「さまざまな 乱開発」は象徴的な表現で、根底にあるものは、これまで人類が「惑星地球」に対して、また「地球の生きものたち」に対して行ってきた、「すべての行為」を指しておられるとみられます。

――他者の命を奪うことを当然と考えている人が大勢います。彼らはこの地球で生まれ、育ち、地球というのはいつまでも変わらないものだと考えています。けれどもそれは真実ではありません。川は汚染され、ある日姿を見せた動物が、翌日にはいなくなる、といったことが起こりえます。長い年月を費やして進化してきた地球の生命たちが、一世代で全滅することすらあるのです。嵐は思いのままに荒れ狂うように見えます。激しい嵐や地震があり、そして火山の爆発では、噴出するガスが動物や人間に害を与えます。そうした猛威の一方で、地球には宇宙でも比類のない穏やかさと美しさが存在します。一つの場所に、どうしてこれほど正反対のものが存在できるのだろう、と皆さんは思うかもしれません。その穏やかさと美しさは、ここを完璧な場所にすることをもくろんだ多くの存在たちによってもたらされました。それは、宇宙空間で、この銀河で、回転している宝石、あなた方の創造主と、これらすべてを気にかけている多くの存在の意思により、創造の法則に従って回転している宝石なのです。

 そしてそうした不調和なイメージと不協和な音は、ここ地球に存在するアンバランスのために速度を増しています。その不調和は、言ってみれば人間の考えのなさから生じているのです。ご存知のように、いつもそんなふうだったわけではありません。人類は、かつては自分たちが住む場所を大事に世話する義務があると感じていました。それは自然な感覚だったのです。あなた方は、いつも自分たちの母親の世話をしていました。地球は、ある意味で、あなた方の母親です。あなた方はここ地球に住み、言ってみれば彼女の胎内で生まれました。彼女はあなた方を育(はぐく)んできましたし、今もそうしています。ガイアからのメッセージ①

それでも「テラ」は大きな視点から、また「彼女の胎内で生まれました」子供たちに対する持ち前の「」によって、人類の営みを次のように受け止められているようです。

――そのどちらの人々の生命も  神の御目からは 大切な生命にございましょう  そして 私を土台にして生きる種々の万物も  人間の生命と共に 大切な生命です  私も 創造主のおもいの込められた それらのものを  その御心と共に 宝物と思わせていただいております

まことに、この宇宙で「テラ(ガイア)」つまり「惑星地球に宿る魂」ほど、永劫に近い歴史の中で、「大きな受忍」を強いられてきた存在は希有だと思われます。

惑星地球がこれまでに4回の「盛衰(興隆と奈落への転落)」を経てきたことが、高次元の存在たちの共通認識として伝えられています。その直近が「アトランティスの崩落」だとして。

例えば次は、最近のある会合でのフランという女性の話です(邦訳は小松による)。

皆さんこんにちは。 わたしの今の名前はフランです。わたしの人生の今のサイクルでは、既婚の女性で年齢は50歳近くになります。あなた方の宇宙存在についての研究では、マンティス人(マントイド族)と呼ばれることになるでしょう。わたしは個人としてエスティカと呼ばれている者です。  わたしの故郷の世界は、この銀河の反対側にあって、平和と調和に満ちた世界です。  わたしは、どうしたらいいか迷った時、結局は、マントイドの評議員コールがいて、ゼータやプレアデス人もいる宇宙船を訪ねます。平穏の中で静かに過ごすと、すべてが明快になってくるのです。考えてみると、たいへんトラウマに満ちた出生の過程を経て、人間の肉体を持って生きることになったのは、人類と彼らがやっていることを知るためだったと思います。その出生の過程で、自分が何者でどこから来たかを忘れてしまったのです。後に、それが明らかになって、きちんと理解できるようになりましたが。  わたしたちマントイド族は何万年も、この近くにやってきています。わたし自身も、この「ガイア・アンス-マカ・地球」という存在に何が起こっているかが気になって、繰り返し来ています。ガイアの過去4回の盛衰のフェーズを見てきました。その一つは、ご存知のレムリアとアトランティスの時代です。貪欲のために、権力が乱用された場所です。このような、人類が過去にやって今もやり続けていることを見ると、ぞっとさせられます。(以下略)

(「スターチルドレン」)

ちなみに、「マンティス(mantis)」とは「カマキリ」のことで、彼らは地球人やプレアデス人やゼータと同様に「二足歩行する人間型種族」で、(地球人が霊長類をベースとしているように)彼らは「カマキリ」をベースとしているので、地球の研究者によって、そのように呼ばれています。 決定的な違いは、彼らが「銀河同盟の構成員」であるのに対して、地球人には(今のところ)その資格が与えられていないことです。

テラの次の言葉からは、私たち人類が決して看過できない、衝撃的な印象を受けます。

――宇宙の一員として 私も 生きて呼吸をしております  その呼吸が苦しくて つなげなくなる事が  ここの所 多くなってきております  皆様も 呼吸ができないと 苦しいですね  私も同じです

テラがこのような「心痛」に追い込まれている原因として、次の3点が考えられます。

①:最近の「急激な地球温暖化の進行」で、次によって一目瞭然です。

⇒「世界の年平均気温の趨勢」―NOAA(米国海洋大気庁)が公表しているデータなどをグラフ化して、日本の気象当局がインターネットで公開しているもの。

②:近年の「種の絶滅の急進行」です。

⇒「急加速する「種の絶滅」をどう受け止めるか

③:ご存知の「人類社会の状況」です。

今回のテラのメッセージで、以上に続く3つのパラグラフは、別に送られてきている創造主のメッセージと対になるものとみられます。

特にその中で印象的なのは次のパラグラフで、今回の集中豪雨のような出来事が、創造主の采配によって行われている、惑星地球を永続させるために必要な「浄化」の一環であることを示唆されています。 したがって私たちは、前途において相当な「荒治療」が避けられないことを覚悟する必要があると思われます。

――創造主は 私の生命が 永らえるべく この度の様に さまざま その御手をお使いになられ 浄化という形をおとりくださり 天国へ導いてくださっておられます

また次の、最後のパラグラフで私たちのことを「地球上に住み・・・」と言われるのは、「地上に住む人々」を指している、つまり元々高次元レベルに達している「地底に住む人々(Agathans)」は別だとされているとみられます。

――地球上に住み 私の様相を とくとご覧になられる皆様 これからも 共に祈り 共に歩ませていただきたいと願う 私 テラのおもいのあることを 心の片隅においてくださり 創造主の無限の愛と共に 新たな道を歩ませていただきましょう

なお、今回の「創造主のメッセージ人類に寄せて~」は、「帰還」への大きな流れを角度を変えて説かれていますが、テラのメッセージにも関連して最後のパラグラフで、「最後の砦」という「胸突き八丁」を乗り越えれば「希望が待っている」ことを強調されている点が印象的です。

――希望を持ちて  テラにゆき渡る 強き祈りを放ち  共に 最後の砦を乗り越えようではないか

(Q) 小松様

いつも貴重なご見解やメッセージをお届けくださりありがとうございます。

小松様のおっしゃるように、新生へのプロセスの中で、とても大切な転換点を迎えている事を実感させていただいております。 この度のメッセージをはじめ、これまでにお伝えいただいております数々のメッセージは、これからを生き抜く大きな糧となるように思います。

創造主のお導きのもとで起こされるあらゆる事象、さまざまなお役目を担ってくださるすべての方々、つながり合うすべてのものへの感謝と愛の心を培わせていただきながら、少しでもゆるやかに「最後の砦」を乗り越えてゆけるよう、新生への祈りを捧げさせていただきたいと、想いを強くいたしております。

 

母なる地球テラへの愛、テラからの愛。

神と結ばれた無限の光と共に。

(〔PC版はこちら〕)

「あわれな子羊」の多きを哀しむ―創造主

(Q) 小松様 いつもありがとうございます。

創造主よりの、新たなメッセージでございます。

あわれな子羊よ―創造主

どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

今回メッセージのタイトルや次の箇所からは、私たち人類に対する痛烈な衝撃を感じられます。

――心 ここにあらずと そっぽを向き  わたしの最終章へむけての願いを  読みとれぬ者の何と多きことか と あわれに思う

残念ながら人類の現状は、「何と多きことか」と言われる創造主のご指摘の通りだと思われます。何かのキッカケから広い意味の「地球の新時代(ニューエージ)」を志向するようになった方は、その濃淡に個人差があるとしても、少し前のサナンダのメッセージを参考にすれば、多く見積もっても人類の3割ぐらいでしょうか。このような方々は、この時代に次々と送られてくる「高次元メッセージ」の、どれかによって強い共感を得て、ますます確信を深めていかれるでしょうから、創造主の「あわれに思う」には該当しないでしょう。

問題は、それ以外の「7割ぐらい」の人々で、その大半は、今がどういう時代なのか考えてみたこともないのではないでしょうか。そのことを考えてみる前に、テレビや新聞やインターネットなど外の世界には、「これが現実だ」と面白おかしく伝える情報が溢れ返っており、その一部を「試食」するだけでも「十分に食べて量に不足はない」と思わせられるでしょう。それに加えて、それぞれの人が生活を楽しむための趣味やスポーツや娯楽の分野は、どんな嗜好をも満足させる膨大なバラエティが用意されており、日々に変化し「進化」しつつあります。もちろん、ほとんどの人がすでに、そのいくつかに個人として、またはグループとして参画しており、それに加えて目先の仕事や家事や学業を無難にやり遂げるだけでも、毎日が精一杯の状況でしょう。

したがって人類の問題は、今回のメッセージや、これまでに伝えられている数多くの高次元メッセージが存在することすら知らず、また知ろうとしないで、無心に淡々と日常生活を送っている人々が大勢いることでしょう。しかし、どんな人に対しても「何かのキッカケ」は平等にやって来るので、それを見逃さず探求を深めれば、「個人としての新境地」へ導かれるでしょう。上の「3割ぐらい」の方々が、やってきたように。

「何かのキッカケ」とは、例えば、「クロップサークル」や「オーブ」のこと、「宇宙人(異星人)」や「UFO」のこと、「超古代遺跡(ギザやテオティワカンのピラミッド、世界各地にある地上・海中・海底の巨石遺跡など)」や「超古代文明(アトランティス、シュメール、インダス、マヤ、プレ・インカなど)」のこと。 さらに「新種の子供たち(スターチルドレン、インディゴチルドレン、クリスタルチルドレン)」のこと、「海棲哺乳類(イルカ・クジラなど)の人類を上回る巨大な脳と彼らが持つ超能力」のこと、「チャネラーの存在やチャネリングという現象」のこと、「転生(生まれ変わり)」という現象や「今生(現生)・前生(過去生)」のこと、そして「ウォークイン」という現象のことなどです。 そしてもちろん、「魂が人間の本質」という巨大な事実もあります。

これらはいずれも、「多次元宇宙」という広大な領域と「高次元宇宙の存在たち」の、地球の三次元世界への「露頭」の一部なので、「宇宙の真実」について確信を深める格好の入口になります。そして「すべてはつながっている」ので、どの入口から入っても、到達点に違いはありません。また、そのプロセスで必然的に、高次元からの「真実のメッセージ」に触れることになります。

ここで残念なのは、上に挙げたような「宇宙の真実」が、人々の共通認識にならないようにすることを「使命」とする存在たちが、歴史を通じて大々的に、しかし秘密裏に「活動」してきたことです。

――2012年や人類史の大部分に関する大方の議論について興味深いことは、約12,500~13,000年前にあなた方の惑星上で起こったこと、つまりあなた方がアトランティスの崩壊として知っていることについて、無視しているという点です。また、その知識を葬り去ろうとして非常に熱心に働いた人たちがいます。彼らによって、化石に残された歴史やそのとき実在した証拠が、化石の記録というよりむしろ人工物などが、注意深く取り除かれました。それらはあなた方の惑星上で発見されたものですが、アトランティスの真実を実証するあらゆる証拠はことごとく破壊され、取り去られたのです。再度言いますが、それらのすべては、いわゆる「ヤミの勢力」としてこの惑星を歩んできた人々によって、非常に活発に、かつ上手に演じられたゲームの一部です。しかし真実は、アトランティスの崩壊は実際に起こったということで、今でもその証拠は確かに残っていて、その一部はよく知られており十分な裏付けがあります。創造主 アセンションと2012年を語る

ちなみに「アトランティス」については次のような事実もありますが、十分に「市民権得ている」とは言えません。

――「奇跡の人」と言われたエドガー・ケイシー(Edgar Cayce、1877-1945)は、43年間に8千人を超える人々に診断(リーディング)を与えていますが、その約6割は肉体的な悩みに対するもの(フィジカル・リーディング)です。彼がリーディングをやるようになったのは、20歳前半に卸売文具のセールスマンをやっていた頃、のどの筋肉が少しずつ麻痺し始めて失声症の危険が出てきたためです。医者による治療は効果がなく、彼は子供の頃に教科書を額に乗せて眠るだけで内容を丸暗記できたことを思い出して、自分の病気を治す処方を催眠下で自ら述べて、完全に治してしまったそうです。そして地元の医師団が、自分たちの患者の診断に、エドガー・ケイシーを利用するようになります。こうしたことをきっかけに、写真技師として生計を立てながら、無償でアメリカ全土の人々を診断するようになりました。彼は依頼人の名前と住所を聞くだけで相手につながり、いわゆる遠隔診断ができたのです。これらのすべては、催眠下で彼が述べる形で行われています。

他に人生の診断(ライフ・リーディング)などがあり、これによって個人に与えられた個々の情報(いわば魂のレベルの個人史)を総合すると、人類の歴史や宇宙についての(正統的な地球の学問で述べられたことのない)膨大な情報が浮かび上がってきます。後世の研究者による、それらを解析し統合した、さまざまな分野の著作があり、上の著作もそれに該当します。このうち、アトランティスに関係するリーディングは、約1600人の依頼人について2500件ありますが、これらのほとんどは正面からアトランティスを採りあげたものではなく、依頼人の現生での人生の悩みごとに関連して、アトランティスからの影響が述べられているものです。これから推測できる事実の一つは、アトランティスの時代を生きた人の多数が、現代の地球に転生してきていることです。(拙著『アセンションへのいざない』)

アトランティス」という巨大な事実についてすら上のように「隠ぺい」が「奏功」してきたのですから、その他のことは、主流とする学問分野から外し、教科書などのカリキュラムからも除外して「際物(きわもの)扱い」にすれば、それで十分だったのでしょう。何しろ人は、目に見えて触れられるものや、学校で教えられたことや「専門家」が言うことしか信じない傾向を、もともと持っているわけですから。

結局のところ現状では、私がいつも言っているように、「その人の魂が持つ傾向」によって大筋が決まっているのかな、という感触があります。それを超えて多くの人々に「真実」を伝えることは、一筋縄では行かない「社会的環境」があります。その意味で「あわれな子羊」たちは、「社会的環境の犠牲者」ともみられます。しかし地道に「伝える」努力を続けていけば、「真実の強さ」そのものが、そして「メッセージが持つ力」そのものが、道を開いていくと思われます。

そして現代では、ひめみこさんや琴音さんが数年来やってこられたように、上記したような「確信を得るまでに多くの労力と時間を必要とする手順」を踏まなくても、どんな人でも「一瞬で神を識る」ことのできる手段が豊富に提供されているわけですね。そのどれか一端に触れるだけで、人は簡単に「変身」できるでしょう。それが、やがて「燎原の火のように広がっていく」可能性は大いにあります。

なお今回のメッセージで、人類が共通的に持つ傾向についての、もう一つ重要なご指摘はこれでしょう。

――人として 忙しく生きる間に  わたしを 見つめることを とうに忘れ 目をつむり  人の感情 動き ことば等を 第一に気にする生き方になったのではあるまいか

――人に求めていては いつまで経とうと  わたしのふところに 踏み込めぬのではないか

これは、いたずらに「外に答を求める」ことに対する戒めでしょう。そのような「習慣」の裏には、そこはかとない「不安」や「心配」があると思われますが、それを裏返せば、「(創造主)」や「宇宙」に対する「信頼の欠如」でしょう。

全体として今回のメッセージは、創造主から人類に対する「衷心からの呼びかけ」に満ちていますが、これほど「想いのこもったメッセージ」は、かつてなかったのではないでしょうか。これに触れるチャンスを持てた方は、この上なく幸せだと思われます。そして状況が新段階へ、つまり「最終章」へ入ったことを深く感じさせられます。

――語りかけるべき相手は わたしであり  そなた達の おもいの丈を受けとめるのも わたしである

 ――真剣に 命の底の底から わたしを求めておるか  まずは わたしの所に来るべきなのぞ

――生殺与奪の鍵は わたしが握っておる  わたしが 吹き込んだ生命は わたしの宝物  わたしは 何よりも わたしの宝物と共に生き  共に喜び 悲しみ すべての味わいを一(いつ)にしたいと願っておる

――すべての道は わたしに通ずる道とおもい  わたしの広げたふところに 飛び込んで来てほしい わたしの待つ 天の源に立ち返って来てほしい  振りむけば そこに わたしはおるのだ

(Q) 小松様 いつもありがとうございます。

私共も、この度のメッセージをお受けし、いよいよ待ったなしの最終章の時を迎えたゆえに、これほどまでの強く、深い想いをお伝えくださったように感じさせていただいております。

素直に わたしの伝えたる道しるべをひもとき   内なる魂をたずね   各々の裁量を持って わたしと対話するが望みぞ

との創造主の御心に、多くの方々と共にお応えさせていただけるよう願ってやみません。

2016年10月のメッセージ「一体である万物と共に新しく生まれるために」では、クシナダ様より、

今 神さまは 一人ひとりの 魂を精査され   その身魂に合わせたやり方をご指示くださり   私どもも その働きかけを みなさまに届けたいと動かせていただいております

と、お伝えいただいておりました。  本当に、天界からも、できる限り、最大限の働きかけをいただいて今に至っていることと存じます。

前回のメッセージ「新しい生命―創造主」では、創造主より、

そなた達と共におる わたしからの発信が   魂をゆさぶり 心をゆり動かした時   天の原点に立ち返り 新しい生命の育みを始めた実感を   つかむことができるであろう   わたしと ひとつになれるであろう

創造の神秘も ヴェールの隙間から ほんのわずかなりと   垣間みえる時も あろうかと思っておる

とのお言葉がございまして、感謝と共に希望を抱かせていただいております。

あわれな子羊よ」の冒頭にございます、

わたしの切なるおもいを 世界中の人々に伝えむと   心を砕き   おもいを寄せ   刻みたる進化の道筋

とのお言葉からは、永い永い歳月を、どれ程のおもいで、心を砕かれて来たのだろうかと、その深遠さを思わされます。

宇宙の真実」である「源のおもい」に立ち返ることができるよう刻まれた数々の「道筋」につきましては、多くの貴重な高次元メッセージや情報、ご解説等を掲載しておられる貴サイト「ガイア・アセンション」シリーズやご著書より、私も、多くを学び、確信を深めさせていただきました。

2013年10月より、天の啓示がひめみこさんに示されることとなり、当初より小松様のお力添えをいただき、ウェブサイトを通してご縁をいただく皆さまと共に、ここまで歩ませていただきましたことは、本当にかけがえのないことと感謝いたしております。

神の計画の完成」に向けて大詰めを迎え、大神さまの、どなたにもわかりやすく、どのような環境、立場にある方々でも、たやすく実践できる道を、という強い想いがあって、今、「ハーモニックスペース」という道筋を刻んでくださっていると受けとめさせていただいております。

新生に向けて大切になってまいりますのは、“ 真剣に 命の底の底から 神(命の生みの親である創造主)を求める ” ということのように感じております。

これからの途上で、さまざま厳しく感じられる事象も生じてくるように思われますが、幸いにも、このように創造主の深い御心を識り、お導きいただいている者といたしましては、次のメッセージを、今一度、しっかりと心に据えて、前進させていただきたく思います。

わたしの愛する 最も大切な子供たち  わたしを押し込めた分 その清算があるのは致し方がないのだ   ゆるしてくれよ……   積もりに積もった汚れは 一度は出さねば清くなれないことは   そなた達にもわかるであろう   その表れが 自然災害 病 争い 金銭の苦しみなどである   しかし それが済めば 明るい未来が広がっておる

光が差し込んだ今だからこそ   テラの隅々まで   人類 その父母先祖の方々 および万物一切にまでも   浄めの光と愛がゆき渡り照らし出されるのだ

世界中に起こっているすべてのことは 光が差し込んだからこその出来事   人間にその善し悪しの判断はできぬ   わたしの分野であるからだ   とやかく言うでないぞ !   良いか!   神は光   神は愛そのもの

地球上に表れているすべてのことは わたしの愛の発露である   このことがわかるか?   受けとめられるか?

人類はじめ すべての代表として   すべてと一体の おのれとして   今 おのれのこととして わたしに祈り ゆだねてほしい   おのれの心に湧き上がるすべてのおもいを   ひとつも洩らさず わたしに繋いでほしい   どんなことでも良いのだ 心の晴れるまでやり続けることだ   待っているぞ!!

     〔⇒真実の愛―主神のお言葉

誰よりも、何よりも、頼りになり、 すべてのものに分け隔てなく深い愛を注いでくださっている創造主のふところに、 眠りから覚め、子供ごころになって飛び込む勇気を、私たち人類にお与えいただけますように。

そして、全人類、その父母先祖の方々、 生きとし生けるすべての生命、万物と共に、その光の中に安らげますよう、メシヤの御名にあっておゆだねいたします。

神と共に在る〝今この時〟に心より感謝いたします。 ありがとうございます。

(〔PC版はこちら〕)

そなたの中心におる わたしをつかむ時ぞ―創造主

(Q) 小松様

こんにちは。創造主よりの、新たなメッセージでございます。

新しい生命―創造主

どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

今回は創造主から2つのメッセージが相次いで送られてきていますが、私は2つ目のメッセージの最後のパラグラフから最も強い印象を受けました。

――おもいを わたしに向けるだけで良いのだ  求めてくれたら 良いのだ  待ち望む わたしのおもいを忘れぬ様  心掛けてくれたら どれ程 嬉しいことか  そなたの中心におる わたしをつかむ時ぞ

 さらっと読めてしまう簡潔な言葉の行間に、惑星地球(テラ)で生を営む全人類に対する創造主の深い想いが、にじみ出ていると思います。これは、「真の親」である創造主だからこそ言えることでしょう。

創造主は、分霊である「そなたの中心に」いつも在られて、その思いも行動もすべて把握されているものの、当のご本人は物質界の「幻想ゲーム」にはまり込み、自分の本質も親元のことも完全に忘れてしまって、連絡すらしてこない。「生みの親として、これほど気懸りなことはないでしょう。もし「わたしのおもい」に気づき、どんな形であれ、それを本心から伝えてくれたなら「どれ程 嬉しいことか」とおっしゃっています。

これによって創造主が、地上世界で事毎に敵味方に分かれ「幻想ゲーム」を繰り広げている人々に対して、それが「光であれヤミであれ」、「だれひとり分け隔てなく同じように気に懸けており愛している」と繰り返し言われてきた主旨が、判然とするのではないでしょうか。「創造主の分霊でないものは宇宙に存在しない」という真実を、当然の前提としてですが。

 ――そしてほとんどの人がそれはゲームだということを忘れて、そのような情熱やコミットメントを携えてそれぞれの役割を担っています。しかし、どんなものでも良いゲームなら、そうしたものではないでしょうか?

あなた方は、考えつく限りの嗜好を総動員して、あたかも他には何も存在しないかのように、最大限に楽しみながらゲームに打ち込みます。実際にその時は、他には何も存在していないのです。まさにそれが、あなた方がこれまでやってきたことであり、あなた方一人残らずそのようにやってきたのです。そして私はこのゲームを、驚異と喜びをもって観てきました。私のこの上なく美しい創造物によって、それほどまでの情熱を持ってプレイされているこの生命のゲームを観てきたのです。 創造主 アセンションと2012年を語る

 しかし、今は「帰郷の時」です。

 ――それはすべてゲームだったと気づく、今がその時であることを知ってほしいのです。あなた方はそのゲームから目覚めつつあります。そして、皆を目覚めさせ、故郷に帰り、共に祝う、その時がやってきたのです。 (同上)

そこで、上で言われている「おもいを わたしに向ける」には、また「そなたの中心におる わたしをつかむ」には、具体的にどうすればいいのか、ということになります。それは当然ながら各人各様であっていいでしょうが、ヒントの一つとして、よく言われる「自らの内心に分け入る」というのは、常に「そなたの中心におる わたし」に想いを向けると読み替えると分かりやすいでしょう。そして例えば、「・・・していただいて ありがとうございます」というような、自分なりの創造主への感謝の言葉を3つ用意しておいて、水でも何でも飲み物を口に運ぶ際には、「そなたの中心におる わたし」に向けて(声に出して、または声を出さずに)伝えることを習慣にするわけです。これを繰り返しやっているうちに、段々と本物になってくるでしょう。

 以下は、今回の2つのメッセージの、その他の箇所についての感想です。

1.最初のメッセージ(~あらたなる旅立ちに向けて~)

全体として印象的な点は、次のように各人の主体性を強調されていることです。

――自主性を持ち そっせんして歩を進めることが 何よりも 大切なことと思っておる

 ――おのれの意思を持って求むるなれば その熱き求めに応じよう

 ――みずから 求め 意思表示をし わたしの元に集い来て あらたなる旅立ちを始めようではないか

つまり、グル(導師)や教祖などの言うことに唯々諾々と従うのではなく、自分なりの判断を持ち、それに従って行動しなければ何事も始まりませんよ、と言われているようです。

――多くの人たちがコミュニティとして集い、より良い生き方を希求することについて話しています。それは何も悪いことではありませんし、私はそれを励ましはしますが、でも間違えないようにしてください。皆さんが話しているグループレベルでの選択では、物事はあまり変化しないでしょう。 大切なことは、いま現在とそのエネルギーがやってくる瞬間との狭間(はざま)にあるこの時点での、各個人の選択なのです。それは限りなく個人的な選択であって、どの国の者だとか、どのコミュニティに参加しているとか、どんな組織に属しているかとか、またどんな宗教、どんな規律を学んできたかとか、どんな知識を持っているとか、そういったことは一切関係ないのです。それらすべては無に等しいものです。必要なことは単に、あなた方の誰もが必ずやらなければならない個人の選択です。そして意思を決めるのに必要な情報は、一人残らず与えられるでしょう。 (アセンションは純粋に個人の旅です―創造主

また、次のパラグラフも印象的でした。

――そなた達と共におる わたしからの発信が  魂をゆさぶり 心をゆり動かした時  天の原点に立ち返り 新しい生命の育みを始めた実感を  つかむことができるであろう  わたしと ひとつになれるであろう

ここに言われる「わたしからの発信」は、今回のメッセージのように人類一般に対するものと、「そなたの中心におる わたし」からのもの、つまり限りなく個人レベルのものとが考えられます。いずれにしても、「魂をゆさぶ」られ「心をゆり動か」されるタイミングは、誰にとっても必ずやってくるはずですが、絶えず変転する個人的な状況や「わたしからの発信」の内容などに微妙に依存し、非常に大きいバリエーションがあると思われます。もちろん、すでに日常的にそれを体験されている方々も少なくないでしょうし、「幻想ゲーム」や「唯物思想」に強く囚われて、今のところは、それどころではない人々も多々いらっしゃるでしょう。したがって創造主は、「わたしの造りたまいし みたま達が」、ひとり残らず「わたしの念(おも)いを 深く汲み(とる)」時が来るまで、様々な角度から、限りなく多様な表現を用いてメッセージを送り続けられるでしょう。「その日」が来るまでに、全員が「わたしと ひとつになれる」ように。

2.次のメッセージ(~時をつかむ~)

ここでは、次の箇所を省くことはできません。

――地球上に起きている事象を 目の当たりにした時  納得のいかない 理不尽なことに未来を悲観してはおるまいか  人の心が 愛を忘れたように行動する姿を見て  本当に 神の造りし魂の持ち主であろうかと  疑いの目を向けてしまうことがないであろうか  さように わたしへの信頼を持ち続けることが  厳しい現実としてあると言えよう

世界の現状、そして日本の現状に照らせば、「厳しい現実としてある」ことに共感される方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。そして、創造主が隅から隅まで実情を把握され、「人類の苦境」をよく認識されているという感想を持つ方も少なくないでしょう。そこから、どうして創造主は、例えば「納得のいかない 理不尽なこと」や「人の心が 愛を忘れたように行動する姿」を放置されるのか、是正されようとしないのか、という疑問が湧いて出ることもあるでしょう。

それに対する回答の一端が、次で与えられているようです。

――わたしの目となり 耳となりし子等よ  そなた達は 気付くことがあろうか  そなた達を通して わたしも学んでいることに

――人智の及ばない創造の力は  宇宙の進化と安定を成し遂げている

創造の根本原理は、絶え間のない変化を通じて宇宙を進化させていくことで、創造主は、自らの創造物の全体験を同時体験しながら自分自身も進化していく存在です。もし創造主が、個々の創造物の行動を一つひとつ規制したとすれば、創造主としては何も受け取るものがなく、「そなた達を通して わたしも学んでいること」が不可能となり、創造主自身は「進化が止まってしまう(そして宇宙の摂理が機能しなくなる)」でしょう。

このような構造の背後にある「創造の力(神の力」によって、「宇宙の進化と安定」が「成し遂げ」られているのでしょう。ここで大切なことは「進化」に併せて「安定」も達成されることで、「変化」が「暴走」を引き起こさない仕組みがあることです。それによって、私たちは無暗に心配しないで、流れに委ねるだけで大丈夫だという「保障」を与えられているようです。ちなみに、「創造」という行為に関する創造主の立場については、次が参考になります。

――そのように、彼らは皆、すべての創造に責任を持つ存在の指揮の下で働きました。その存在は、神といった名で呼ぶことができます。この中心的な創造の力をなんと呼ぶかは問題ではありません。ここでは神という言葉を使いましょう。神が法則を創り、その法則の一部は物理学と関係があります。あなた方が科学と呼ぶ、その他の分野もあります。気体は粒子とどのように作用するのか、気体はどのようにして集積したり凝固したりするのか、あるいは分解したりして、形を変えるのか。例えば、氷の塊を例に挙げましょう。それはある時点でどうして水なのか。温度を変えるとなぜ水は氷になるのか。このように、創造主は一定の法則を決めましたが、これは物理法則、感情の法則、精神の法則をカバーしています。そして、そうした法則の範囲内で創造的なプロセスを使うことを許可します。神はそうしてすべてを創ったのであり、魂はこの創造主の小片です。こうした魂たちは、創造主の潜在的な能力を使い、創造を行うことが許されています。これが進化なのです。 

進化するすべてのものは、何らかの形で神の許しを得ています。あなた方にはこれは理解しにくいかもしれませんが、神というのはどこかで玉座に座り、あなた方が目にするすべての側面を創造しているわけではありません。むしろ、神の前で計画が示され、神が許可を与えます。こうした個々の人々つまり個々の魂は、自然法則と考えられている、従うべきこの手引きを使って、自分のアイデアを生み出し、自分の創造物を生み出します。そして神はこのすべてを楽しむのです。神はそれに参加しています。神はそれを見、それを承認し、それがよいものであることを実感します。 ガイアからのメッセージ②

また、次のパラグラフも印象的です。

――創造の光に照らされし テラの住人  光に照らし出され 明るみにされし おのが身魂  わたしは そこにたまった すすや垢(あか)を  ひと吹き ふた吹きで振り払い 元の水晶の身魂に戻しておる  ひとえに あらたな生命を 生きて欲しいからに他ならない

私たちが何も知らないうちに、創造主は、私たちの「身魂」を「光に照らし出」されて、「そこにたまった すすや垢を ひと吹き ふた吹きで振り払い 元の水晶の身魂に戻して」下さっているようです。「ひとえに あらたな生命を 生きて欲しいからに他ならない」というご主旨で。 私たちの過去生や今生でやって来たことを思い浮かべれば、誰でも「そこにたまった すすや垢」は、相当な量になるでしょう。創造主の「ひと吹き ふた吹き」が心身に完全に浸透するのは、一朝一夕では済まないではないでしょうか。そこで思い浮かぶのは、「最近は無性に眠くなることがある」と言われる方が多いことで、そのような「心身の浄化」が進んでいるためではないかと私はみています。睡眠中のほうが、そうような浄化に都合が良いとみられるからです。少しの空き時間でもうまく活用して、慣習や体面などにお構いなく、積極的に睡眠をとることをお勧めしたいと思います。

 今回のメッセージを全体としてみれば、現時点でどのような立場や境遇に自らを置いているかに関係なく、すべての人類が目指すべきものは、創造主の采配に従って「帰郷」すること、つまり「地球の新時代」へわが身を投じて「永遠の命」を得ること。――それを「選択しなさい! それで済むことです」と、改めて強調されているようです。人類にとって、それが最大の、そしておそらく唯一の前途への希望だということを、これまで無意識に「幻想ゲーム」に浸ってきたことを自省した上で、銘記することをお勧めしたいと思います。

(Q) 小松様

こんにちは。この度も懇切丁寧なご見解をお送りくださりありがとうございます。

常に進化してゆく宇宙の中にあって、今、私たち一人ひとりが「いのち」の存在意義について真剣に向き合い、 創造の真理 を強く追い求めてゆかなければならない時に至っていることを改めて痛感しております。

今年の初めには、創造主より、

新しく生まれるために   わたしの子等は メッセージを熟読がんみし   日々の精進を続けてくれておるか  

わたしは ひとしく 愛を注ぎ 導くことに変わりはない   わたしの子供として わたしの元へ立ち返ってくることを   一日千秋のおもいで待っておる

とのお言葉がございました。また4月に示されました「源はたったひとつ―創造主のお言葉」にて、

宇宙にあって 源は たったひとつ わたしのおもいあるのみ   そのおもいを 世界のメッセンジャーを使って伝えておる   わたしの 計画せし天国が目睫(もくしょう)に迫る今   全宇宙 ひとつのおもいに帰郷する   それが 最終章の幕開け

とお伝えくださいましたように、今という時代は、心眼を持って情報を見極めることは必須ではありますが、求めさえすれば、“宇宙の源である創造主のおもい”に出会わせていただけるように、さまざまに道が開けているように思います。

そなたの中心におる わたしをつかむ」ための第一歩として、小松様のおっしゃる「飲み物を口に運ぶ際に感謝の言葉を伝える」という方法は、良い訓練になりそうですね。

わたしの場合は、毎朝、起床した時に、「おはようございます。今日も一日、大神さまと共に生かさせていただきます。よろしくお願いいたします」と、ご挨拶をさせていただき、就寝前にも、一日の感謝、意思表示や祈りをさせていただいております。対話の際には、“創造主”であられる存在を、“神さま”ですとか、“大神さま”と呼ばせていただいております。

日中は、例えば、道を歩いていて、きれいなお花を目にした時に、「あ、きれいなお花!」と瞬間的に思うわけですが、その後に、「…ですね、大神さま」などと、言葉を続けるようにしております。そうした時は、心の中で思うのみのことが多いですが、声に出して、ひとり言のようになる時もあります。人間同士のように、必ずしも “ことば” でのお返事があるわけではないのですが、常に私たちの心の中心に在られて、すべてを把握してくださっているとのことですので、必ず通じ合えていることと思います。

食事の前後は、特に感謝をお伝えする良い機会ですね。自然の恵みをお与えくださる大神さま、たくさんの生命を育んでくださる母なる地球テラ、自然界の精霊さん、生産者や運送、お店の方々など関わり合う多くの方々へと想いが広がり、繋がりを感じることができます。食事中にも、「美味しい」と感じましたら、「…ですね、神さま」と、共に楽しませていただくことを意識しています。

その様に、何かにつけて、自身の心の内側に語りかける形にいたしますと、「おもいを わたしに向ける」機会も増えてゆくように思います。「ネットを見よう」とする時にも、「大神さま、ネットを見させていただきます」というような感じです。

日常での「神との対話」の上では、あまりかしこまりすぎずに、自然体で良い様に思うのですが、失礼にならないよう、「神の子としての学び」でお伝えいただきました、「美しき 〝 ことば 〟 の使い方立ち居振る舞い」を身に付けさせていただくことが、とても大切であるように感じております。

また、不安な気持ち、心配事、悲しみ、疑念、恐怖心など、負の想いが湧き上がる時には、「辛い、悲しい」などと一人でおもうのではなく、「大神さま、辛くて、悲しくて仕方がありません」と、受けとめていただき、そして、「このような想いをメシヤの御名にあって神さまにお返しいたします」と、委ねさせていただきましたら、すべてを赦され、救われた光の中へ溶かしてくださり、段々と天国の境地へ引き上げてくださるように受けとめさせていただいております。

創造主(主神)のお言葉より

見聞きしたものは それらすべてをわたしに返して欲しい   わたしの名を メシヤを通して唱え   目の当たりにしたことをゆだね 感謝でしめくくるが良い   さすれば それは 赦され 救われたものとみなされ   永遠に光り輝く命として 天国に籍をおくこととなろう

「大いなる歴史の節」を迎えさせていただくために〕〔祈りの文言―理想世界の実現へ向けて

この度の、

おのおのに流れ込む そうした思いは  あたかも おのれのみが 感じて 受けとめているようだが   常に わたしが言う様に   おのおのに繋がった 全てのもののおもいが表われておる   心のひだに刻まれし 幾多の人生   関わり来たった 多くのものも共に

とのお言葉には、自身の心模様には、「おのれのみ」のものではなく、人類の集合意識にある想いが浮上してくるため、

人類を代表して、わたしの名を メシヤを通して唱え 目の当たりにしたことをゆだね 感謝でしめくくって欲しい

というおもいが込められているように感じております。ご先祖様の想い、過去生で刻まれたもの、因縁の深い方々の想いも含めて、とおっしゃっているようです。

ここ数年、進化に向けて注がれている光の影響を受けて、私も「無性に眠くなる」という反応をたびたび経験しております。しばらく眠気は落ち着いていたのですが、この一週間くらいでしょうか、とても眠く、身体が熱く感じております。「新しい生命の育み」とのお言葉がございましたが、進化、成長の時には、赤ちゃんのように、たくさん睡眠が必要なのかもしれませんね。そのような時は無理をせずに、出来る限り休息や睡眠を優先させていただいております。

――神は光そのもの  光 それは すべてを生かし 進化させ成長を促す

――光を求めよ  光をめいっぱい浴びよ  わたしに すべての照準を合わせ よみがえりを図るがよい

まほろばの光―創造主

より一層、光も強く高まる中で、「ひと吹き ふた吹き」とお浄めをいただき、心身にも人それぞれの形で様々な影響が出てくるように思われますが、「水晶の身魂に戻して」くださっていることに感謝を捧げ、神との対話、委ねることを実践させていただき、心安んじて日々を歩んで参りたいと思っております。

天国への帰郷に向けて、取り組むべきことが色々とございますが、内なる神と共に在って、ひとつひとつの物事に、ゆったりと、じっくりと向き合い、「わたしからの発信」を自分なりに深く感じ取らせていただけるよう、感性を研ぎ澄ましてゆきたいと思います。

(〔PC版はこちら〕)