カエサルの「愛の宮」計画への参画は意外ではなく順当

Caesar* naturally joined the Project to construct “The Creator’s Shrine of Affection”

(Q) 小松様 こんにちは。

新たに、ユリウス・カエサルより、メッセージをお届けいただきましたのでご報告いたします。

カエサルの熱き想い ~「愛の宮」成功へ向かって~

カエサルにつきまして、「ガイア・アセンションシリーズの一連の記事をご紹介させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

古代ローマ時代に武将で政治家だったカエサルは、改革者で創造者、そして真の勇者であり冒険家、さらに人間性にあふれた平和の希求者という側面も持つ、破天荒の人物であったことはよく知られています。例えば、

彼は、他の誰もなし得ないような広大な版図をローマにもたらして、アウグストゥスに引き継いだ。

戦役でも、被征服国への関心や配慮を怠らず、なるべく殺戮を避け降伏に追い込んで、先々の統治まで考えたやり方を採った。

特に同胞(ローマ人)に対しては、何かと似たところの多い将軍・政治家スッラとは違って、殺戮を避けることを主眼とした。

卓越した文人でもあり、異国の文化や人々に関心を寄せ、戦乱の中でも『ガリア戦記』を欠かさず綴ってローマへ送った(後に本〔当時はパピルス紙に手書きする高価な巻物〕として大成した)。

ガリア戦争の中で、自然の要害都市と見られていた「アウァリクム(現ブルージュ)」や「アレシア(現アリーズ・サント・レーヌ)」の攻略では、土木建築技師に変身して臨機応変の作戦を編み出しもした。

現代につながる太陽暦(ユリウス暦)の制定など、ユニークな事績を多く残した。

そのようなカエサルですが、上のような最小限の評価でさえ一般に普及しているわけではなく、軍功によって人物を評価する当時の風潮を歴史家たちも引きずっているようです。 したがって「愛の宮」プロジェクトへの参画については、意外な感じで受けとめられる方々もいらっしゃるかもしれません。すでに参画されている他の方々と対比して、創造主の意図はどの辺にあるのだろうか、と。 それに関して私が「意外ではなく順当」と考える理由について、大方のご理解を頂くために、まずは核心となる「歴史の真実」を知っていただきたいと思います。 ここでは、〔アウグストゥス 人類の前途を語る〕の〔序文(小松)〕を引用してみます。

――何年か前に何かの縁でキャロリン(Carolyn Evers)が『カエサルとの対話Conversations with Caesar)』という自著を贈ってくれたことがあります。カエサルとはユリウス・カエサル(Julius Caesar)、つまりジュリアス・シーザー(英語読み)のことです。 その時点では全部は読み終わらないまま、その後何年かにわたって、そのハードカバーの洋書が書棚の片隅に鎮座していました。 今回、ふと気になって内容を確かめたところ、カエサルの要請を受けた親族4人がそれぞれの立場で、当時の事や人類の現状および前途について説明したメッセージが、その第2部として収録されていることに気づきました。

親族4人とは、①コルネリア(Cornelia):妻、②アウレリア(Aurelia):母、③カエサル・アウグストゥス(Caesar Augustus):実孫でローマ帝国初代の「皇帝」、④デキムス・ブルータス(Decimus Brutus):愛人との間に生まれた男子でカエサル暗殺犯の一人・・・です。 それらのメッセージは、共通の目的に挺身する魂の集団(ソウルグループ)のこと、出生前の約束や今生での目的、前生から今生にわたる人間関係のつながりなどにも触れており、当時の人生目的が(つまり「その時代の地球」へ転生してきた目的が)、「この時代の地球」で起こることの伏線をなしていたことを物語る実に興味津々たる内容になっています。 その中でも特にアウグストゥスの話に、私は強い印象を受けました。

また、私たちが教えられ信じ込まされてきた「史実」とは全く違う事実も述べられており、相互に完全に整合する(カエサル自身のものを含む)5人のストーリーをつなぎ合わせると、歴史家が出来事の動機や意味を十分に説明しきれないまま曖昧にしたり、勝手に推測したりしてきた部分が、(例えば有名な「カエサルの遺言」に込められた意図が)完全にクリアになります。 これに深入りすることは本稿の目的ではないので、ここでは取りあえず以下の「アウグストゥスのメッセージ」を読み進めるのに必要な限度で、簡単に触れておきます。

もちろん、この本の本体部分をなす「カエサルのメッセージ」は、彼の(死後の体験まで含めた)破天荒の生涯に基づく、きわめて示唆に富んだものです。それについては、「アウグストゥスのメッセージ」が完結した後の【解説】および【続編】で、ご紹介することにします。

古代ローマの歴史に精通した方は、すでに上の記述を読んだだけで「違うじゃないか!」と思われたことでしょう。  例えばアウグストゥスつまりオクタヴィアヌス(Octavianus)は、カエサルの実孫ではなく、ガウイス・オクタビウス(Gaius Octavius)とカエサルの妹の娘アティア(Atia)との間に生まれた子供だと私たちは教えられてきたからです(ちなみにOctavi-anusは、Octavi-usの子供という意味です)。

カエサル自身を含む親族の相次ぐ不幸は、カエサルが、コルネリアが懐妊した第一子が男児だと(根拠もなく)完全に信じ込んでいたことから始まります。これについて、その時点で24歳だったカエサルは、本書のメッセージの中でこう言っています。

生まれた赤ん坊を見たとき、とても信じられなかった。それが女の子だったからです。もし私が自分自身をコントロールしなかったら、その場でヘドを吐いていたでしょう。妻は難産のため半死半生で横たわっており、私に出来たことは粉々になったエゴが、こう叫ぼうとするのを必死に自制することだけでした――「違う、違う、これは間違いだ。神は悲劇的な誤りを私に押し付けている。この子は間違いだ。女であるはずがない。何かが間違っている」 しかし何も間違いはないようで、母は赤ん坊を取り上げて優しく話しかけ、拭き清めて覆い布で包んだのです。 しばらくすると母は孫娘を抱いて歌を唄いはじめましたが、私は打ちのめされて、奴隷の一段上に過ぎない者を自分が造ってしまったことを嘆いていました。こういう言い方をするのは申し訳ないと思いますが、本当でした。自分の心に浮かんだ思いが正にそうだったのです――奴隷の一段だけ上、と。

妻としてのコルネリアに完全に満足し深く愛してもいたカエサルは、男児を生んでくれなかった彼女を疎んじるようになります。同様に娘ユリア(Julia)への愛も全くなかったのです。 これがコルネリアの心に大きなダメージを与えないわけはないでしょう。 関係者の心の動きを含めて、すべてを見ているアウレリアは、コルネリアの側に立って孫娘と共に彼女を守ろうとします。 しかし両者の心はますます離れていき、やがてコルネリアの自死に至ります(69BC:コルネリア28歳、ユリア7歳、カエサル31歳)。ちなみに「史実」では、自死の事実は隠されて「(当時は珍しくなかった)産褥(さんじょく)熱」で死んだことになっています。 これはカエサルにとっても大きな衝撃だったようですが、覆水盆に返らずで、会計検査官に当選して出世の階段を登りはじめていた彼は、政治の世界にのめり込むことによって埋め合わせをしようとします。

そして、女性が軽視されることの多かった当時のローマ社会で、あらゆる面で「女性の鑑(かがみ)」として尊敬を集めていたアウレリアは、孫娘ユリアを愛し思いやりながら養育することに献身するようになります。彼女は、夫が早逝した後は独身でしたが、すべての再婚話を断ったようです。 ところが、またしても悲劇が起こります。 ユリアの恋人で、ローマ軍団で「百人隊長(centurion:ケントゥリオン)」だった若者フラビウス(Flavius)を、カエサルが殺害したのです。 このフラビウスは歴史に登場するほどの知名度はなかったようですが、アウレリアによると、彼は非常に男らしい好人物で、見たこともないほど深く完全な愛を感じさせられたといいます。 彼の死は、ユリアにとってはもちろん、アウレリアにとっても「自分も死にたいほど悲しかった」とのことです。しかし孫娘が今ほど自分を必要としている時はないと思うと縮こまるわけにはいかず、気力をふるい起こして事に当たることになります。

それから間もなくアウレリアは、ユリアがフラビウスの子供を宿していることに気づきます。 そして、月満ちて男児が誕生します(63BC:ユリア13歳、カエサル37歳)。 ユリアは、カエサルがこの子も殺すのではないかと心配したようですが、アウレリアは、カエサルが孫を見る目を観察して、それは絶対に起こらないと確信したとのことです。 しかし同時に、これまでの経緯から、カエサルはこの男児が自分の実孫だとは公言できないことは分かっていたので、この困難な状況を息子カエサルがどう克服するかを、アウレリアは注視していたといいます。

カエサルが友人の助言も得て出した結論は、ユリアが生んだ子供を、子宝に恵まれないことを嘆いていた(カエサルの妹の娘でアウレリアの姪でもある)アティア(Atia)とガウイス・オクタビウス(Gaius Octavius)夫妻の子供にして、両親を持つ普通の子供として育つようにすること、そして養育には実母ユリアも参画するというものです。 これが、ガイウス・オクタヴィアヌス(Gaius Octavianus)つまり後のアウグストゥス帝の「誕生」です(なお「アウグストゥス(神聖な、崇高な)」は帝政ローマで全皇帝が用いることになった「副名」ですが、今では初代皇帝の固有名詞にもなっていて分かりやすいので、そのまま用いることにしました)。

カエサル自身も、フラビウスを殺したことについて「メッセージ」で明らかにして、取り返しのつかない誤りを犯したと後悔していますが、その動機には触れていません。 あえて推測すれば、当時の上流社会で盛んに行われていた「政略結婚」の「切り札(ユリア)」を、若造に横取りされてなるものかという程度の単純な(粗雑な)動機だったかもしれません。コルネリアの自死を受けたカエサルは、外面はともかく、精神が相当に荒廃していたというのがアウレリアの観察です。 実際にカエサルは、後に「三頭政治(Triumviratus:トリウンヴィラートウス)」で同盟を結んだポンペイウス(Pompeius)に、ユリアを差し出して「政略結婚」させています(59BC:ユリア17歳、アティア26歳、オクタヴィアヌス4歳、カエサル41歳、ポンペイウス47歳)。

夫婦の年齢に30歳も開きがあるこの結婚は、予想外にというべきか、ご両人だけでなく若きオクタヴィアヌスにとってもハッピーだったようです。その辺のことは、以下に紹介する「アウグストゥスのメッセージ」が明らかにしてくれるでしょう。 なお、この結婚は永くは続かず、ユリアの早逝(産褥熱)によって終わりを迎えます(54BC:ユリア22歳、アティア31歳、オクタヴィアヌス9歳、カエサル46歳、ポンペイウス52歳)。同時に「三頭政治」にもヒビが入ることになります。 そして歴史は、「ポンペイウス暗殺(48BC)」「カエサル暗殺(44BC)」へと怒涛のように進んでいきます。

カエサルの本質ついて詳しいことは、〔 アウグストゥス人類の前途を語る〕の【解説(小松)】に収めた次の3項目、および〔カエサルだから言える―組織的な宣伝活動にはめられて自分を失う現代人〕をご覧ください。 「天界(高次元の精神領域)」に還られた直後のカエサルが、ご自分の「事績」をどのように評価されていたかなど、ご参考にして頂けることが多いと思います。

カエサルの遺言状

カエサル「バルド(Bardo)」にはまる

カエサル――もし当時これを知っていれば!

ここでは、〔カエサル――もし当時これを知っていれば!〕の一部を引用してみます。

[注]:文中に「教師」とあるのはイエスのことです。

――カエサルは冒頭で、武力だけでは平和は実現できないこと。 ある段階までそれが必要なことがあるとしても、その先では相互理解や協調が欠かせないこと。 などの反省の弁を述べています。それに続いて、こう言っています。

私は、いま知っていることを当時、知ってさえいたらという思いに駆られます。

しかし実は、知らなかったとは言えないのです。 物質界の濃密な世界に生れ出る前に、魂のレベルで世界に平和をもたらす自分の計画を描いていました。 ところが私は、力をものにするには邪魔になると考えて、それらの思考を葬り去ったのです。 軍事の世界では、そのような考えは弱いものに見えました。弱い基盤に立って政治の頂点に登り詰め、そこに留まることはできないというのが、少なくとも当時の私の観点でした。

私は将軍としての自分の能力を疑ったことは決してありません。政治家としての能力についても同様でした。

しかし、人々に正義をもたらすことについては、疑問符が付きました。 私は正義からほど遠かったわけですが、正義こそが「教師」への道を開くためには必要とされるものでした。

私が地球へ来る前に自分のプランを造っている段階で、私の助言チームは一つのプランを提示していました。 そのタイトルは「ローマに平和をもたらす」となっており、それは私一人でやる仕事ではありませんでした。

つまり、他の人の協力も得て遂行することになっていました。 シンプルなプランですが、よく考えられたものでした。 私には協力者が現れることになっており、同様に高いスピリチュアルな目的を持つ人物でした。 彼は実際に、高次元の精神領域から来る存在でした。

彼の魂は「光のコード(code)」で構成されており、人間界に「協力」の素地を植込むことになっていました。それらのコードは、彼自身だけでなく、他の人々にも影響を与えるものでした。 私の将軍としての指導力と、彼が持つ「光のコード」によって、「ローマの平和(パクス・ロマーナ:Pax Romana)」を達成するという筋書きでした。

その人物フラビウスは、同様に「光のコード」を持つ女性と結婚する手はずになっており、彼女の愛と彼の認識力や協力性によって、私の能力とのバランスをとることになっていました。 それは完璧な計画でした。 フラビウスが私の娘ユリアと結婚しようとする段階で、私が彼を注目するようになるはずでした。 実際に、私の娘は愛の「光のコード」を保持することになっていました。

このフラビウスは、前篇でアウレリアが「(彼の死は)自分も死にたいほど悲しかった」というフラビウスです。 そこに書いたように、彼の死によって上の計画は実現しませんでした。

[注]:ここで、キャロリン(Carolyn Evers)が私に贈ってくれた本『カエサルとの対話(Conversations with Caesar)』の、著作の経緯に触れておきます。 彼女がローマに滞在していたとき、古代ローマ時代の「(ユリアとしての)自分」の記憶がよみがえったとのことです。 その後フラビウス(Flavius)からもメッセージが送られてくるようになり、それらを基に『カエサルの娘と百人隊長(Caesar’s Daughter and Centurion)』を書き進めていた。 ところが古代ローマの歴史と多数の登場人物の複雑な人間関係に言及することになるので、時代考証に時間をとられて、とても目標とする1年以内に仕上げられそうもない状態に陥っていた時、突然カエサルから通信が来て、「私の物語を先に本にする」ことを勧められたとのことです。 キャロリンがそのアドバイスを受諾すると、数か月にわたって「原稿」が(通信として)章別に送られてきたようです。(上記した「カエサル「バルド(Bardo)」にはまる」より引用)

しかしユリアが、フラビウスとの間でもうけた子供を出産したことにより、「光のコード」はその子オクタヴィアヌス=アウグストゥス)に受継がれ、「パクス・ロマーナ」はアウグストゥスによって達成されることになります。

ここにあるように、地球に転生した魂の多くは、出生した瞬間に生前の約束や記憶を全て忘れてしまうので、事が計画通りに進むとは限りません。 そこで「天界(この世界を超えた領域)」では、このような大きなプロジェクトに関しては、世代を少しずつ変えて「スベリ止め」を送るのが通例のようです。 それも、それぞれが夫婦のペアになるようにするわけです(物質界の汚濁に紛れて約束を忘れてしまっても、定められた相手を見つけるように誘導する。そうすれば潜在意識・魂のレベルでは記憶しているので、遅かれ早かれペアになる)。 ここでは、〔カエサル/コルネリア〕―〔フラビウス/ユリア〕―〔オクタヴィアヌス/リヴィア〕という繋がりです。

成功すれば、それぞれのペアと世代を超えたペアの組とが、互いに完璧な協力者になる。 誰かが失敗しても、一人(一組)ぐらいは成功するだろうというわけです。

なお、上の繋がりを補足して「重要な血縁的な繋がり」の全体を表示すると、このようになります。

〔アウレリア〕―〔カエサル/コルネリア〕―〔フラビウス/ユリア〕―〔オクタヴィアヌス(アウグストゥス)/リヴィア〕

これは、次のケースでも見られるように、人類史の中では珍しいことではないようです。

〔アンナ〕―〔聖母マリア/ヨセフ〕―〔イエス(サナンダ)/マグダラのマリア〕

以下は、カエサルの今回のメッセージについての感想です。

メッセージの全体を通じて、カエサルは、人柄が「まろやかに」なられたという印象があります。 それは当然のことで、天界で過ごされるうちに、さらに「神に近づかれた」ということでしょう。 もはやカエサルは、上でご本人が言われる「将軍としての指導力」が主体の方ではないわけですね。 そもそも人は、それこそ瞬間ごとに変化しながら進化していく存在なので、他者について、いつまでも「昔のイメージ」で判断し続けるのは「誤謬の最たるもの」でしょう。 あらゆる状況における人類の営みを体験され観察されてきたカエサルに、参画していただくことは本計画の実現に向けて大きな支えになることでしょう。

次に、今回メッセージの内容について、私が印象深く感じた箇所を引用します。コメントは省略します。

――各国から出で 世界を統一したいとの 大望を持たれた国家元首と呼ばれた賢人も 世界を統一することすら不可能であった訳ですが その根底にあるのは 己れの欲望だったと言えましょう

今日も 己れの欲望に突き動かされている国家元首を目の当たりにしますと 胸の痛みを感じてしまいます

――こうして 日本という 大御神のお膝元で 大御神さまに お目にかかることは どれ程 意義のあることか 今後は 多くの仲間たちと 天地和合のこの時を楽しみつつ お役に立たせていただく所存にございます

 ――私が何故この様に 私の気持ちを吐露しておりますかと申すに 積年の想いが心のひだに残っていては 新たな時代の 進化の道を辿れないからに他なりません 自分の中にある とらわれの心 自我の強さ そうした想いも 今 すべて 神の表現としてあったことを認め 神のものとしての認識が大切になって参るのです

さまざまに疑問や屈折した心等を持ち続けることを 今すぐに放棄する いや 心の中心におわす 大御神さまに聞いていただく お尋ねする その様な 対話を心掛ける これが非常に 重要になって参ります ポイントになって参ります

【注(小松)】:以下の(Q)に収録した琴音さんからの返信の中に含まれる「カエサルのメッセージ」は、私宛の私信ですが、文中で「皆様も共に、ひとりの分霊としての生命を生きられますよう心より祈り願っております」と言われるように、これを読まれる全員で共有してほしいというニュアンスもあります。 私の考えとしては、これを読まれる皆さんが、創造主の陣頭指揮により現に宇宙スケールで進行している事柄や、このシリーズでお伝えしてきた(琴音さんからの情報も含めた)内容の真実性について、確信を強めていただく一助になると思われますので、そのまま掲載させていただきます。

(Q) 小松様 こんにちは。

小松様のご所感と共に、“核心となる「歴史の真実」” についてご紹介くださり心より感謝申し上げます。 いつもありがとうございます。

一連の記事と、この度のご返信を自宅に来られているカエサルさんと共に読ませていただきました所、メッセージをお届けくださいましたのでお伝えいたします。

《 2017年11月26日 》

小松殿

こたびは、私のローマ時代のことについて、また、キャロリン・エヴァ―スへの、想いを吐露いたしました著書よりの翻訳を紹介してくださいましたことに、まずは心より御礼申し上げます。 先般より大御神さまのお降りになられております家にお世話になり、こうしてこたびは、小松殿の書かれたご返信を、琴音さんと一緒に読ませて頂きました。 これからは、私も新しく生まれさせていただいた大御神さまの分霊として、もともと宿されている役目に挺身してまいる次第にございます。 あたらしい時代を切り開く先駆者として、共に力を合わせ、まずは柱となる「愛の宮」実現へ向けて、魂の力を発揮して参りたく日々を送っております。 皆様も共に、ひとりの分霊としての生命を生きられますよう心より祈り願っております。

それでは、愛の宮にてお会いできる日を楽しみに突き進んでゆきたく存じます。 よろしくお願いいたします。

――ガーイウス・ユーリウス・カエサルとして生きたことのある魂より

カエサルさんのお名前の、「ガーイウス・ユーリウス」は古典ラテン語の発音に近い表記であるとのことです。

あらゆる状況における人類の営みを体験され観察されてきたカエサル”さんが、「地上に生を受けたことのある者としての代表として聖なる地への訪問より)」ご参画くださることはたいへん心強いことと、私共も感謝いたしております。

本当に、すべてを掌握されておられる大御神さまの采配を心よりお讃え申し上げ、これからの道のりを歩ませていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(〔PC版はこちら〕)

地底世界の中心人物アダマが早くも来訪された

(Adama* the Key Person of The Inner Earth came unexpectedly earlier to The Surface Earth) *Representative from Agartha Network of the Inner Earth

(Q) 小松様 こんにちは。 新たな展開がございましたので、ご報告させていただきます。

 ▶テロスより高僧アダマの来訪―対話と根元神のお言葉

どうぞよろしくお願いいたします。

(A) 拝見しました。ありがとうございます。

「新生地球」への移行に向けて、さまざまな出来事がつながっていくピッチの速さに、改めて驚かされました。

私は、アダマはもっと先の時点で「真打ち登場」されるとみていました。テロスなど地底世界から、先の「動物さんたちの来訪」に続いて、次には「先触れの人々」が次々と現われて路線が敷かれた後に。

この予想外の展開の速さは、もちろん創造主の、全体行程を見据えられたご判断によるものでしょう。 そして、地上世界に住む私たちの「真の家族」が誰であるかを、当然ながら的確に見抜かれ、このタイミングでアダマに「表舞台」へ登場するように依頼されたのでしょう。

アダマは、テロスの統治機構で実質的に中核をなす「(男女同数で12人の選りすぐりの奉仕者で構成される)光のレムリア評議会」の13人目のメンバー、つまり議長(評議会のリーダー)の大役を担っておられます。 そしてテロスは、「120の光の都市」から成る「アガルタ・ネットワーク」を元々統括していた「(ハイパーボーリア人の都市)シャンバラ・ザ・レッサー」に替わって、近年ではアガルタ全体を統括する立場になっているようです(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ『レムリアの真実』による)。

ちなみに、現時点で地底世界の「アガルタ・ネットワーク」を構成しているレムリア人を大きく分けると、今でいうハイパーボーリア人から成る「Oldレムリア人」と、「崩壊」を契機に地底世界へ移行した「Newレムリア人」ということになるでしょう(アガルタには他に、アトランティス人2都市があります)。 しかし、両者の間に大きな隔たりがあるわけではないようです。 それだけでなく、惑星地球の内部に住む進化した存在たちとも、活発な交流が行われているようです。 お互いに(地上の人類も含めて)「運命共同体」という当然の認識が、徹底していると思われます。

――地球の内部にある様々な都市文明の代表者と会って、よく会議を開いています。お互いに皆、とても友好的で愛情に満ちています。私たちの間には権力闘争はまったくありません。無条件の愛は、常に大原則です。集まって議論する主な内容は、共同体の利益のために、最も効果的に互いに協力する最善策を見つけるにはどうしたらいいか、ということです。お互いの取引についても議論します。お金というシステムはなくて、みなで余分な品物や食べ物を分かち合っています。また、「地上」の人々を進化と霊的な通過儀礼で援助する方法についても話し合います。(オレリア『上掲書』)

また近年の地上世界で、かのエドガー・ケイシーを嚆矢(こうし)として、アトランティスに大きな焦点が当てられレムリアがかすんでしまった理由は、レムリア人の大多数(今でいうハイパーボーリア人)は、両大陸が崩壊(沈没)するより遥か前に(4万年以上前に)地底世界へ移行したのに対して、アトランティス人は大半が崩壊する大陸と運命を共にした(したがって崩壊時点の人口はレムリア人に比べて圧倒的に多く、その多数が今生で惑星地球へ転生してきている)ため、と私はみています。

さらに、テロスを中心とするレムリア人が、この段階で私たちの「真の教師」と成りうる理由の一端は、次のメッセージからも読み取れます。

――昔のあるときに、地球内奥のとても発達した他の文明社会に援助されて、テロスの文明社会は五次元の意識へと移行しました。実際のところは、私たちはある程度の密度を保つ肉体に留まってきました。遺伝学的に私たちの体は皆さんの体と同じですが、皆さんが見て触れるような物理的な体を維持することは、地球のアセンションプロセスを援助するために、私たちが同意した使命の一部です。(オレリア『上掲書』)

以下は、個別のメッセージについての感想です。

1.アダマとの対話

――アダマさんがおっしゃる “ 驚くほどの様々な趣向・独特の文明
” ということについて、興味深いのですが。

はい。世界中から選りすぐりのものを上手に融合させている日本の建築文化や、様々なインテリア、芸術作品には特に目を引かれます。 地上の物質的な世界をここまで導いて来られた創造主のおもいを感じさせていただくことができます。 精神性の進化のみならず、物質文明も発展されたいとの創造主の願いを地上の皆さまが体現されてこられたと受けとめさせていただきました。

――人類の物中心の心が行き過ぎて、不調和に陥り、現代に至っているわけですが、苦難の時代を経ながらも、その中で産み出されてきた物質的な芸術や文化などの中には、創造主であられる大御神さまの理想世界につながる宝物もたくさんあるのでございますね。

その様におもわせて頂いております。
これから地上世界と地底世界の融合が始まりますことをとても楽しみにしております。

ここでは、「地上世界と地底世界との融合」を通じて、両世界が持つ特長を活かす形で、精神文明と物質文明の両方を進化させることへの期待が感じられます。単に、地底(アガルタ)にあるものを地上に移植するのではなく。

2.創造主のお言葉

――あんすまかの命である 愛の地球(ほし)・テラに
この様に わたしの造りし 多くのみたま達が集い
和合結束して 大調和にむけた建築が成されるよし
わたしは もちろんのこと あんすまかも その喜びは いかばかりかと
胸が熱くなる想いでおる

ここで言われる「和合結束して 大調和にむけた建築が成されるよし」という文脈が意味することは、創造主は舞台装置のお膳立てをして、その先の「創造行為」は、参画する関係者の創意工夫に委ねるお考えかと思われます。

これに関連して、「オレリアの上掲書」に次のような件(くだり)があります。

――私たちは完全に五次元に移行したので、今では主に思考と意図を使って家をつくっています。私たちの肉体もそうですが、持っているものとつくるもののすべてが、私たちにとっては、とても物理的に見えて、そう感じられます。それどころか、私たちが現実として感じている物理的状態は、皆さんが感じている物理的状態と同じくらいの現実感があいます。とは言っても、私たちの物理的状態にはとても多くの光が吹き込まれて、密度はほとんどなくなっているので、皆さんの現在の意識レベルでは見ることも触ることもできないでしょう[]

私たちの次元の現実はとても流動的なので、ほとんど全員が望むものや必要とするものをほぼ一瞬でつくることができます。今や、どのようにでも望みのままに、家をたいへん素早くつくる能力に達したので、いつでも迅速な変更が可能です。皆さんがこのことを完全に理解して、同じことができるようになるまでには少し時問がかかるでしょう。この奥深い概念の実用を学んで、いろいろと試しはじめたら、すぐに面白くなるはずです。最初は私たちが監督して手伝います。皆さんの準備が整ったら、すぐにでも教えはじめたいと熱望していることの一つです。

[]前記した別の引用には「皆さんが見て触れるような物理的な体を維持することは、地球のアセンションプロセスを援助するために、私たちが同意した使命の一部です」とありますが、これは「地上に出現した場合には即応できるようにしている」という主旨とみられます。その実例は、1960年代にテロスの正式な使節として地上に現れたシャルーラです(地底世界アガルタから河童族・カエル・白大蛇が来訪して人類を語る)。

これを読むと、地底世界や宇宙の進化した皆さんの参画を得ることができれば、「愛の宮」の創造は、それほど難しいことではないようにも思われます。 しかし、たくさんの地上の人々が「普段着で気軽に」やってきて地底や宇宙から来訪される方々と交流する場にするという、「愛の宮」の本来の目的を考えると、一筋縄ではいかない面もあるかと思われます。 問題は、波動レベルの違い(物質としての密度の違い)を、地上の人々がどれだけの速度で、どの程度まで克服できるかに関わると思われますが。

次のような、アダマの言葉もあります。まさに「至言」というべきでしょう。

――宇宙の法則によって、私たちは皆さんの努力に合うものを見つけることしかできません。

3.アダマのご挨拶

――この様な形で 私共の願いが成就される兆しが見えますことは
大変 大きな転換点を迎えておりますので
慎重に じっくりと参画させていただきたいと考えております

アガルタの皆さんは、「地上への出現」について独自のプランを構想されていたようですが、「出現」のための準備が(地上世界の側で)一向に整わない状況の中で、先行して「愛の宮」のプロジェクトが降りてきた、という感じではないでしょうか。したがって現段階では、慎重な姿勢を崩しておられない。

しかし「大御神さま はじめ モーリスさんとも対話をさせていただいております」とのことなので、それも含めてこの先の展開の中から、間違いなく実現への具体策が次々と湧き出してくることでしょう。

ところで、ひめみこさんが説明されるアダマの姿は、ダイアンの著書の冒頭に掲載されている映像にそっくりですね。もちろん、髪形や服装は、その時々で変わるでしょうが(この映像は、上記したオレリアの著書の「原書(20047月刊)」から借用したようですが、それから現在までの時間経過は、少なくとも12千年以上を生きて来られたアダマにとっては問題にならないでしょう)。

――優に2メートルを超える程に背が高く、体格も良いのですが、しなやかで美しいお姿をされていらっしゃいます。
オレンジがかった透明感のある小麦色の肌、金茶色のような髪を結い上げて頭上にまとめておられ、服装は、足首辺りまで裾のある長袖の白いワンピース、中にはゆったりとしたズボンをはかれ、腰に紐のベルトをされています。

 

(Q)小松様 こんにちは。

この度も、小松様のご見解と共に貴重な情報をお寄せくださりありがとうございます。 アダマさんは、ご紹介くださいましたように、現在アガルタ世界を統括しているテロスの議長というお立場でいらっしゃるとの事です。

近況でございますが、それ以来、毎日ご来訪くださっておりまして、「愛の宮」プロジェクトと共にある地底世界と地上世界の融合の実現に向けて、大御神さまモーリスさん(アンドロメダ銀河のモーリス・アマンダ)と、対話を重ねられているご様子です。

――いよいよ 壮大なる「愛の宮」プロジェクトも始動の域に入る時となった

との大御神さまのお言葉の通り、「愛の宮」の前身としてお使い下さっている自宅にて、「すでに始まっている」ことを実感させていただいております。

アダマさんのお姿ですが、ひめみこさんは、ダイアンさんの著書のイメージ画をもう少し柔和にした様に見え、しなやかで、印象としては観音さまに近いように感じているそうです。 私も、他愛のない会話などもさせていただいているのですが、いつもとても穏やかで優しさに満ちておられ、それでいて、芯の強さも併せ持っていらっしゃるような雰囲気を感じさせていただいております。

今後、「宇宙の理想響実現」へ向けて、あんすまかの、地底・地上の両文明の融合と共に、宇宙の技術や様々な創造の力が「和合結束」して、新しい世界が現実化してゆくことを思いますと、本当に壮大でございますね。

愛の宮」でのコミュニケーションに関しまして、“高次元の方々との「波動レベルの違い物質としての密度の違い)」”をどの様になされるのか、大御神さまにお伺いさせていただきました所、

 ――秘策があるゆえ 安心いたせ

とお伝えくださいました。


あんすまかの、

 ――喜び

大御神さまの、

 ――胸が熱くなる想い

そして、増してゆく、

 ――天地万物の生命の輝き

その光を感じさせていただきながら、「急ピッチの展開」に良い刺激もいただき、更なる進化へ向かって歩んで参りたいですね。

大御神さまが、そのお姿をあらわしてくださる時が、本当に待ち遠しい日々でございます。

多次元宇宙にいらっしゃる同胞の皆さま、地底・地上の同胞の皆さま、多様な生命の皆さまと、“互いに確認し合い 喜びを共有 ”させていただける時が、素晴らしい形で実現いたしますよう祈り、取り組まさせていただきたいと思っております。

何卒どうぞよろしくお願いいたします。

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アガルタの動物来訪など矢継ぎ早の展開に驚きますが先々が楽しみでもあります

(Being amazed at the rapid Development of Things like Animals from Agartha* are coming in Quick Succession) *Typical Network of the Inner Earth

(Q) こんにちはいつもありがとうございます。
じっくりと拝見させて頂いていたら次から次へと新しいメッセージが降りてきていますね。

この矢継ぎ早の展開にかなり驚いている次第です。 このペースでいくと、この先どんな展開になっていくのか楽しみでもあります。

今回の記事の中で、ひめみこさん、琴音さんのご自宅を想像しただけでかなりびっくりするような展開ですね。 もし私の身近に同じような事が起きましたら、正直戸惑うのではないかと考えました。

しかしながら大御神様の指示のもと、このような展開ですので、ひめみこさん、琴音さんの心理状況をふまえての動きなのでしょうね。


私自身は出来るだけ睡眠前に大御神様の事を考えて寝るようにはしているのですが、時に現在体験している世界の日々の終わりですので時には忘れる事もございます。 しかしながら、ここ最近は以前よりもイメージを膨らませ、色々考えるようになったような気がいたします。


今回、地底世界「アガルタ」からいろんな方がご訪問されていますが、宇宙にばかり気を取られていた私にとっては非常に重要な情報でした。

特に河童族のカークさんはとても嬉しい気持ちが沸いてきました。 かなり昔、(ガイア・アセンションシリーズに訪問する前)に河童の実在を色々調べて、間違いなく存在していたと確信しておりましたので、今回の件は何故だか嬉しくなりました。 まさか地底世界に住んでいるとは想像出来ませんでしたが。

もっともっと以前地上で人類と共存された方々がまだ地底にはいらっしゃるかもしれませんね。

そしていつの日か同じ空間で共存して生きることや、今回の小松様の地底世界の情報を想像すると、今の世界とはまったく別次元の世界が到来するのですね。


(A)
拝見しました。 ありがとうございます。

矢継ぎ早の展開」に関して、ひめみこさん琴音さんのお立場のことですが、ひめみこさんは元々色々なものが「観(み)える」お方で、それを琴音さんも十分ご承知のようで、ご自身も(今のところ「筆談ベース」で)創造主につながっておられるので、アガルタからの動物来訪についても、それほど驚かれなかったと思います(ただカエルの大きさには驚かれたようですが)。

そうはいっても、まだ「実物」が存在しておらず、インフラや生活上のサプライなども未知数の「愛の宮」へ、「(誰にでもある)浮世のしがらみ」を断ち切って「転居」されるご決断は、もちろん「前例」など有るはずもなく、短時日で結論を出すのは簡単なことではなかったと思われます。 その辺のことを、お二人は次のように話されていますね(続々・「愛の宮」建築プロジェクトの着手について―ひめみこさん、琴音さんのモナドのことなど)。

ひめみこさん)

正直なところ、最初はどの様に対応させて頂いたら良いかというとまどいもございました。 しかしながら、大御神さまのお導きがすばらしく、私もこの建築プロジェクトに向けて、本気で取り組ませていただく決心をさせていただいた次第です。

琴音さん)

ひめみこさんが言われる様に、ここ数日の間にも、大御神さまのおはからいにより、現実的に事が進んでいることを証明してくださる様な出来事がございまして、ますますリアリティーを感じさせていただいている所でございます。

ちなみにアガルタの動物のサイズが、地上世界の基準では尋常でないことについては、次の〔Q&A〕の2番目の〔A〕で補足しておきました(地底世界アガルタから河童族・カエル・白大蛇が来訪して人類を語る)。

それだけでなく人間の身長も、地上世界の基準とは相当に違っているようなので、「永く別れていた家族」との「大いなる再会」への予備知識として知っておくと良いと思います。また「老化という現象」のない世界で何千年も生きておられるので、相当な長老でも35歳ぐらいにしか見えないという事実もあるようです。

――この惑星上での人類の元の身長は約3.6メートルありました。ハイパーボーリア人[注1]はかつて、そして今でも3.6メートルありますが、現在「地上」には住んでいません。(意識が低下し始めて「堕落」を重ねてきた結果として)レムリアが沈む頃までに、レムリア人の身長は2メートルまで低くなりましたが、現在の(テロスなどに住む)レムリア人はそれでも22.4メートルあります。その後も、この惑星では身長はどんどん低くなってきました。地上に住む私たち[注2]の大部分は1.8メートル前後の高さです。(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ著『レムリアの真実Revelations of New Lemuria)』)

[注1] ハイパーボーリア人:「レムリア人の本流」というべき人々で、約4万年以上前に(おそらく地上での生活を見限って)当時のレベルを維持したまま地下へ集団で移住し、現状で120ある「アガルタネットワークの光の都市」の大半を占めている。他には「崩壊(沈没)」を生き延びたレムリア人が住む(テロスなど)4都市と、アトランティス人が住む2都市がある(上掲書による)。

[注2] 地上に住む私たち:オレリア自身を含むアメリカ白人を指している。

ところで、おっしゃるように、私も「地底世界」への関心が近年は薄れていました。 ご紹介している2冊の著作は、発売当時に買ったものですが、いま改めて読み返してみると、この惑星を共有する「地球同胞」からのメッセージであるだけに、実践的なアドバイスも多々あって、実に教えられることが多いことが解りました。 これは必然の流れなのでしょうが、奇しくも「地底世界アガルタの動物来訪」が、地底世界への関心を改めて呼び起こしていただいた感があります。

河童族」について私は探究したことはありませんが、日本の各地に「河童伝説」が無数にあることも考えると、次のようなファクトと同列にあるものとして、これに限らず他の神話や伝説などについても再評価する必要があると思います。

――時には「八百万(やおよろず)の神」とも言われる「日本の神々」の本質は、イエスブッダあるいはアイシスイシス:エジプトの女神)のように、古代の日本で実際に生を持った私たちの先達、あるいは折に触れて重要なメッセージを(受ける能力のある人を通じて)送ってきた高次元の存在であることが、「ご本人たち」の言葉によって表明されています。(続・ひめみこの詩(うた)

――徹底した情報操作(2)―古代の進化した文明の存在

地球上にいた過去の知的生命については、公式に認知されたものがないといっても、多くの考古学的発見によって、太古に進んだ文明がいくつも存在したということが示されています。それらは、破壊されて地表から消え去り、かつて繁栄した文明の、わずかな破片だけを残したのです。 神話や伝説は、象徴的な表現で、それらに関連するもっと大きな真実を伝えるために使われたのです。

地質学上の記録では、何千年も前に、核爆発がいくつかの文明を破壊したという十分な証拠があります。東洋の宗教書では、地球に大破壊をもたらした、天空における長期間にわたる多くの戦いについて触れています。何百万年、何十億年にさえさかのぼる手付かずの岩層からは、精巧な人工物や異常な頭蓋骨が、この何世紀にもわたって発掘されています。歴史は、事実をごまかされ、操作され、抹消されたのです。 〔光へ向かう地球と人類(その1パス・オブ・エンパワーメント』(邦訳『アセンションの時代』)解説

また、あなたが言われる「もっともっと以前地上で人類と共存された方々がまだ地底にはいらっしゃるかもしれませんね」の件ですが、これに関連して、上記したオレリアの著書に、こういう記述があります。

――地球の中心部と内部には、大昔に他の世界や宇宙から来た太古の文明人が大勢住んでいます。彼らは皆、アセンションを遂げた意識の状態にいますが、なかにはある程度の物理的状態に留まっている人たちもいます。大部分が5次元と6次元の気づき、またはさらに高次の気づきをもって生きています。

このような方々は、「以前地上で人類と共存された」というより、(彼らなりの理由があって)地上には住まず、ストレートに地球の中心部や内部へ入られたとみられます。 一方「アガルタネットワーク」は、もともと地上に住むように創造され、実際に「崩壊(沈没)」するまでは何百万年も平和的な地上生活を送った、私たちの「真の家族」と考えられます。

なお「愛の宮」の前途に関しては、そこに宇宙や地底の同胞たちが集まり、私たちと交流する局面を考えると、現状で人類の大勢を占める人々の状態を考慮して、来訪される方々が波動レベルを下げて「誰の目にも見える」ようにしていただけるかどうか、あるいは「コミュニケーション」をどのように行うことになるかなど、今のところ未知の要素も種々あります。 前者は、来訪が予想される皆さんにとって造作もないことと思われますが、後者は、かなり難物かと思われます。私たちのほうが、テレパシーによる会話ができるようになっていない限りは。 したがって確かなことは、どんな状況でも高次元の存在を実視できる程度に、そして曲がりなりにもテレパシーによる会話ができる程度に、「自らの波動レベルを上げる」ことでしょう。

いずれにしても、地上の人類にとって「前途の希望」は、この道を愚直に進み続けること以外には考えられません。 そして「完結」は今や遠い先のことではないので、これまで自ら呼び込んで抱えてしまった「進路の障害物」が少しでもあれば果敢に整理して時間を生み出し、「(欠かすことのできない)日常の業務」とのバランスをとりながら、目的に沿った「訓練」を日々に継続することが望まれます(「内なる神」につながることを目指して)。

すべては「聖なる9の年」に成就する―創造主

もう 待てぬのだよ 最終章に入る時が参った―創造主

(Q) いつもご丁寧にありがとうございます。 私の場合、近くの海にイルカさんが頻繁に泳いで来てくれております。 特に今年の遭遇は過去最大で、8月から10月は相当な回数、イルカさんと出会いました。近距離ですと15m位先になります。

こちらから色々と語りかけてはいるのですが、イルカさんはおそらく解っているのでしょうが、

私の方はまだ読み取る能力は皆無です。 これを機会にもう少し、意識しながら話しかけて訓練してみます。


(A)
拝見しました。 絶好の「訓練環境」に恵まれて幸せですね。 今のところ近くには、本気で関心を持つ人々があまり居ないのではないでしょうか。

「イルカさん(クジラ目の海棲哺乳類)」の他には、「樹木さん」もいいようです。 近々関連情報を掲載するつもりですが、できれば静かな環境に立ち幹に触れることのできる大きい樹が。 日本では、どんな地域に住んでいても、あまり労せず見つかると思います。

(〔PC版はこちら〕)